ウエルシアnews|年商1兆1443億円11.5%増・経常利益11.0%増

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、松本忠久社長)が2023年2月期本決算を発表した。

2022年3月1日~2023年2月28日の業績は、売上高1兆1442億7800万円(前年同期比11.5%増)、営業利益456億3500万円(6.1%増)、経常利益521億4900万円(11.0%増)、四半期純利益270億3000万円(10.2%増)と増収増益だ。

営業利益率は4.0%、経常利益率は4.6%。

物販部門は、コロナウイルスの感染拡大で、自宅療養者向けに総合感冒薬等の医薬品と関連商品が売上げを牽引した。また外出機会の増加を背景に、化粧品部門の伸長が見られた。

調剤部門は、薬価改定の影響があったものの、調剤併設数の増加(2月末時点で2024店舗)、加えてコロナ下においても受診抑制の影響を大きく受けることがなかったため、処方箋受付枚数が伸長した。

品目別売上高は「医薬品」が2335億5800万円、「化粧品」が1766億0800万円、「家庭用雑貨」が1586億1500万円、「食品」が2538億6300万円、「調剤」が2281億0600万円。

販管費は、燃料単価の高騰により水道光熱費が昨年に比べて大幅に増加した。店舗人時数の適正化に向けて継続的に取り組み、自働発注などの推進による店舗業務の効率化を進め、人件費を中心とした経費適正化に努めた。

2022年6月1日付で(株)コクミン(162店舗)と(株)フレンチ(3店舗)を、2022年12月1日付で(株)ふく薬品(25店舗)を、株式取得により子会化した。グループ全体で140店舗の出店と36店舗の閉店を実施し、2月末時点の同社グループの店舗数は2763店。

 

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