はるやまnews|年商369億円0.6%増・経常利益11億円

(株)はるやまホールディングス(岡山県岡山市、中村宏明社長)が2023年3月期の本決算を発表した。

2022年4月1日~2023年3月31日の業績は、売上高368億9200万円(前年同期比0.6%増)、営業利益7億3900万円(前年は営業損失27億8700万円)、経常利益11億1700万円(前年は経常損失23億1200万円)、当期純利益2億4700万円(前年は純損失78億9600万円)となった。

営業利益率は2.0%、経常利益率は3.0%。

はるやまホールディングスグループにおいては、前年度から引き続き「健康」をキーワードとした差別化戦略を行った。

商品面では、カジュアルな印象のビジネスウエアだけでなく、こだわりの1着を求める顧客の声に寄り添いたいという思いから、柔らかな風合いと上品な質感の尾州産ウールを使用したスーツを発売した。

また、ハリやコシがあり高級感があるノンアイロンシャツが欲しいという要望に応えて「ハイブリッドアイシャツ」を発売した。46ゲージのハイゲージニットを採用し、コットン高混率で編み上げることで綿とポリエステルの良さを併せもった新しいニットシャツだ。ポリエステル100%では難しかった生地の艶・ドレープ感・ハリコシ感が実現した。

ワイシャツ部門におけるヒット商品である0秒アイロン(完全ノーアイロン)の「i-Shirt(アイシャツ)」は、累計販売枚数800万枚を突破した。

グループ全体で7店舗を新規出店し、40店舗を閉店した結果、3月31日時点の総店舗数は378店となった。

2024年3月期通期は、売上高375億円(前年比1.6%増)、営業利益4億円(45.9%減)、経常利益7億円(37.4%減)、当期純利益2億5000万円(1.2%増)を見込む。

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