ハローズnews|第1Q営業収益460億円10.4%増・経常利益12.8%増

(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行社長)の2024年2月期第1四半期は、営業収益が459億9900万円(前年同期比10.4%増)、営業利益24億5100万円(13.3%増)、経常利益24億4900万円(12.8%増)、四半期純利益16億6200万円(12.4%増)と増収増益だ。

営業利益率、経常利益率ともに5.3%。

商品面では、継続して重点販売商品の育成や、適切な品質かつ低価格を基本コンセプトとしたプライベートブランド商品のシェアアップを行った。

販売促進面では、生活防衛企画や自社会員カード(ハロカ)のポイント優遇施策を継続した。

社会貢献面では、食品ロス削減の仕組みである「ハローズモデル」を中心に、各自治体、フードバンク事業関連団体や各企業と連携した活動や、自社エコセンターによる資源の再利用化に取り組んだ。また、4月に店頭で回収したエコキャップの収益を自治体へ、もずく販売の収益の一部を沖縄県久米島の海を守る会へ寄付を行い、地域との連携強化を図った。

組織面では、4月に物価上昇を背景に従業員の待遇改善を目的とし、全従業員を対象に賃金のベースアップを行った。また、5月に経営政策を迅速に反映させるため、社長室と経営企画室を統合し総合企画室を新設した。

物流面では、中長期的な成長戦略推進に向けた主要物流拠点の確立を目的とし、3月に香川県坂出市に坂出ロジスティクスセンターを新設した。

店舗運営では、地域のライフラインとして食料品を販売するという社会的役割を担うため、全店24時間営業を継続した。また、3月に香川県丸亀市の丸亀中府店、5月に広島県福山市の水呑店を改装した。そのほか、業務改善施策として、自動発注システム拡大に取り組んだ。

4月に兵庫県姫路市へ野里店を売場面積600坪型24時間営業の店舗として新規出店した。これにより店舗数は、広島県32店舗、岡山県27店舗、香川県14店舗、愛媛県8店舗、徳島県9店舗および兵庫県13店舗、合計103店舗となった。

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