北雄ラッキーnews|第1Q売上高92億円0.3%増・経常利益89.1%増

北雄ラッキー(株)(札幌市手稲区、桐生宇優社長)が2024年2月期の第1四半期決算を発表した。

売上高は92億0800万円(前年同期比0.3%増)、営業利益4600万円(95.7%増)、経常利益5400万円(89.1%増)、四半期純利益3100万円(109.6%増)だった。

営業利益率0.5%、経常利益率0.6%。

同社は、24年2月期から2026年2月期までの3カ年中期経営計画を踏まえ、以下の項目に重点を置いて営業活動を行った。

①差別化戦略としての6MD商品の強化
②来店頻度向上を目的とする販売力向上
③マーケティング力強化によるファミリー顧客層の拡大
④「ラッキー生鮮・デリカセンター」の稼働に伴う商品供給の拡大と体制の確立
⑤ローコスト運営の徹底と業務効率の改善による生産性向上
⑥財務体質の強化

また、商品配送にかかる諸問題解決のため、5月に、同社を含め小売業、卸売業、配送業を行う9社が集まり「北海道物流研究会」を設立した。

この研究会は、関連各社が協力し合うことで、物流業界の人手不足である「2024年問題」を回避することを目的としている。今後も加入企業が増えることが見込まれ、小売業における商品配送の無駄を削減し、環境問題にも貢献できる仕組みを模索していく。

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