イオンモールnews|第1Q営業収益1055億円9.7%増・経常114億円5.8%増
イオンモール(株)(千葉県千葉市、岩村康次社長)の2024年2月期第1四半期は、営業収益が1055億2900万円(対前年増減率9.7%増)、営業利益は138億8300万円(6.0%増)、経常利益は114億7100万円(5.8%増)、四半期純利益63億7200万円(2.3%増)となった。
国内事業の営業収益は841億5000万円(7.4%増)、営業利益は102億9400万円(3.9%増)の増収増益となった。3月13日からマスク着用が自己判断となったことや5月8日から新型コロナの感染法上の位置づけが5類に引き下げられたことで外出や消費意欲が高まったことで集客が進んだ。
また、イオンモール幕張新都心(千葉県)では、今年3月にJR京葉線の新駅として幕張豊砂駅が開業し、行政とも連携した様々なイベントを開催、4月にはリニューアルを実施した効果もあり、売上げ、集客ともモール全体平均を上回る推移となっている。
既存モール専門店売上げは前期比108.0%(対象91モール)と伸長した。4月にはTHE OUTLETS SHONAN HIRATSUKA (神奈川県)をオープンした。
海外事業(1月~3月)の営業収益は213億7800万円(19.8%増)、営業利益は35億8200万円(12.8%増)の増収増益。ゼロコロナ政策が緩和されて以降、経済活動及び消費が活発化したことや、4年ぶりに行動制限のない春節を迎えたことが要因となった。
既存モール専門店売上げは前期比121.8%(対象22モール)となった。
ベトナム事業は、営業収益が35億2800万円(31.6%増)、営業利益は10億9300万円(42.9%増)となった。既存モール専門店売上は前期比125.4%(対象6モール)と伸長した。
カンボジア事業は営業収益が18億9900万円(71.9%増)、営業利益は9700万円(61.2%減)と減益となった。
インドネシア事業は営業収益が15億5900万円(25.5%増)と増収も、営業損益は1億5500万円の営業損失。前期比で1億5700万円の損益改善となった。