ゲンキーnews|年商1691億円9.3%増・経常利益16.3%増
Genky Drug Stores(株)(福井県坂井市、藤永賢一社長)が2023年6月期の本決算を発表した。
2022年6月21日~2023年6月20日の累計期間の業績は、売上高1690億5900万円(前年比9.3%増)、営業利益67億0900万円(18.2%増)、経常利益70億7900万円(16.3%増)、当期純利益47億6400万円(7.8%増)となった。
営業利益率4.0%、経常利益率4.2%。
ゲンキーは「近所で生活費が節約できるお店」をコンセプトに、地域シェアを高めるためにドミナントエリア構築を進めた。また、商品面では青果や精肉などの生鮮食品の品揃えを強化した。また、節約志向に応えるために、生活必需品のディスカウント販売を強化し、集客に力を入れた。
ゲンキーは300坪で標準化した「レギュラー店(R店)」店舗と、900坪までのメガドラッグストア「大型店」の2つのフォーマットを展開している。
フォーマット別の売上高では「R店」は1277億7400万円、「大型店」は410億8700万円、「その他」1億9700万円。
また、商品別では、「食品」1146億7000万円、「雑貨」215億0700万円、「化粧品」166億6400万円、「医薬品」150億0300万円、「その他」12億1200万円となった。食品の売上構成比は67.8%に及ぶ。
R店を愛知県に10店舗、滋賀県に8店舗、石川県に5店舗、岐阜県に4店舗、福井県に3店舗新規出店した。一方で、大型店を7店舗閉店し、3店舗をR店へ改装した。
6月20日時点で、R店352店舗、大型店57店舗の計409店舗を展開する。