ニトリnews | 第1Q売上高2185億円0.9%増・経常利益9.3%減

㈱ニトリホールディングス(北海道札幌市、白井俊之社長)は2024年3月期第1四半期の決算を発表した。

売上高2185億0400万円(前年同期比0.9%増)、営業利益329億7300万円(10.7%減)、経常利益335億1800万円(9.3%減)、四半期純利益229億1300万円(8.1%減)だった。

営業利益率15.0%、経常利益率15.3%。

同社では、既存店の改装を積極的に進め、また、家具400アイテムの期間限定価格での提供や、インテリア用品450アイテムのお試し価格での提供など、さまざまなキャンペーン施策を実施した。

販売費および一般管理費については、物流の内製化や拠点再配置による発送配達費の削減などを行い、経費の抑制に努めた。しかし、円安の進行に起因する輸入コストの上昇により売上原価は増加した。

販売実績としては、汚れ・ひっかきに強い張地を使用したロータイプのリビングダイニングテーブルセット「リラックス」や、オーガニックコットンを混合したやさしい肌ざわりが特徴の天然素材寝具などの売上げが好調だった。

新しい買い方の提案として、ニトリネットで週2回配信を行っている「ニトリLIVE」で、キャンプフェス「GOOUTJAMBOREE2023」に初出展し、今季のアウトドア用品について、初めて屋外イベント会場から生配信を行った。

島忠事業では、商品の品揃えについて見直しを進めている。プライベートブランド商品として、新規にミニベロ自転車を投入した。また、プライベートブランド商品の展開加速を見据えて、物流拠点の再構築を進めている。

事業別の売上高はニトリ事業1902億1700万円(1.5%増)、島忠事業305億7600万円(1.8%減)。

店舗数は海外含むグループ全体で927店舗となった。ニトリ事業874店舗(ニトリ534店舗、デコホーム168店舗、Nプラス36店舗、中国大陸71店舗、台湾56店舗、マレーシア8店舗、シンガポール1店舗)、島忠事業53店舗となった。

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