サツドラnews|第1Q売上高240億円11.6%増・経常利益142.1%増
サツドラホールディングス(株)(札幌市東区、富山浩樹社長)の2024年5月期第1四半期は、売上高が239億8500万円(前年同期比11.6%増)、営業利益2億2700万円(212.3%増)、経常利益1億8400万円(142.1%増)、四半期純利益9300万円(201.8%増)だった。
営業利益率0.9%、経常利益率0.7%。
リテール事業の売上高は236億7300万円(11.4%増)、セグメント利益は2億2100万円(179.3%増)。リテール事業は主に北海道内でのドミナント化を目指すドラッグストアフォーマット店舗と調剤薬局店舗、訪日外国人が訪れる観光地などでのインバウンドフォーマット店舗を運営する。
夏物季節品が好調に推移し、店舗数が純増した結果、ドラッグストアフォーマットは売上高は前年同期を上回った。ESLPを中心とする価格戦略を推進することで、お客から支持される店舗づくりや、作業平準化による業務効率の改善を目指している。また、生鮮食品を含めたラインロビングの強化により、商品カテゴリーの拡大を図っている。さらに、サツドラアプリを活用したデジタルマーケティングの推進にも取り組んでいる。
インバウンドフォーマットも、休業していた店舗を順次営業再開し、訪日外国人観光客の需要を取り込むことができた結果、売上高は前年同期を上回った。調剤薬局も、新たに開設した調剤薬局の増収や、地域支援体制加算・後発医薬品調剤体制加算の強化などにより、売上高は前年同期を上回った。
8月末段階の店舗数は、ドラッグストアフォーマットが178店、インバウンドフォーマットが11店、調剤薬局店舗が11店、その他の店舗が2店の計202店舗。
その他事業では、北海道共通ポイントカード「EZOCA」を活用した地域マーケティング事業や決済サービス事業、POSアプリケーションなどの開発・販売、小中学生向けのプログラミングスクールの運営などを行っている。売上高は4億2300万円(前年同期比 26.4%増)、セグメント利益は200万円(前年同期はセグメント損失1000万円)となった。