ハローズnews|第2Q増収増益/955億円12.1%増・経常50億円16.1%増
(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行社長)の2024年2月期第2四半期は、営業収益が954億8800万円(前年同期比12.1%増)、営業利益50億4300万円(16.5%増)、経常利益50億3900万円(16.1%増)、四半期純利益34億3700万円(16.3%増)の増収増益となった。
営業利益率、経常利益率ともに5.3%(前年数値は5.1%)。
商品面では、継続して重点販売商品の育成及び適切な品質かつ低価格を基本コンセプトとしたプライベートブランド商品のシェアアップを行った。販売促進面では、生活防衛企画及び自社会員カード(ハロカ)のポイント優遇施策を継続した。
店舗運営面は、地域のライフラインとしての社会的役割を担うため、全店24時間営業を継続した。また、3月に香川県丸亀市の丸亀中府店、5月に広島県福山市の水呑店および7月に岡山県岡山市の十日市店を改装し、店舗の魅力アップを図った。その他、業務改善施策として、自動発注システム拡大に取り組んだ。
店舗開発面では、4月に兵庫県姫路市へ野里店、および6月に愛媛県西条市へ東予店を売場面積600坪型24時間営業の店舗として新規出店した。期末店舗数は、広島県32店舗、岡山県27店舗、香川県14店舗、愛媛県9店舗、徳島県9店舗及び兵庫県13店舗、合計104店舗となった。
組織面では、4月に物価上昇を背景に従業員の待遇改善を目的とし、全従業員を対象に賃金のベースアップを実施した。また、5月に経営政策を機動的且つ迅速に反映させるため、社長室及び経営企画室を統合し総合企画室を新設した。
物流面では、中長期的な成長戦略推進に向けた主要物流拠点の確立を目的とし、3月に香川県坂出市に坂出ロジスティクスセンター、6月には兵庫県姫路市に兵庫低温センターを開設した。
社会貢献活動では、食品ロス削減の仕組みである「ハローズモデル」を中心に、各自治体、フードバンク事業関連団体および各企業と連携した活動、並びに自社エコセンターによる資源の再利用化に取り組んだ。