ウエルシアnews|第2Q売上高6110億円8.6%増も経常利益4.2%減

ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、松本忠久社長)が2024年2月期第2四半期の決算を発表した。

3月1日~8月31日の業績は、売上高6110億1700万円(前年同期比8.6%増)、営業利益247億3500万円(3.1%増)、経常利益267億9700万円(4.2%減)、四半期純利益162億3300万円(5.0%減)だった。

営業利益率4.0%、経常利益率4.4%。

物販部門では、コロナ下で伸長した商品の反動減はあったものの、外出需要の増加を背景にした化粧品や猛暑による季節商品の売上げが増加したことにより、既存店売高は堅調に推移した。

調剤部門では、調剤併設店舗数が増加(8月末時点で2074店舗)し、コロナ下での受診控えも解消され、処方箋受付枚数が伸長した。さらに商品開発では、プライベートブランドの開発に引き続き注力し、「からだウエルシア」「くらしウエルシア」の拡売に努めた。

また、2023年3月に「WAONPOINT」サービスの導入を開始し、従来から導入しているTポイントカードとWAONPOINTカードを併用できるようにして、集客施策を強化した。同社のポイント会員であるウエルシアメンバーは910万人を超えた。

品目別売上高は「医薬品」が1184億3200万円、「調剤」が1262億6800万円、「化粧品」が977億1000万円、「家庭用雑貨」が822億6100万円、「食品」が1376億8400万円。

販管費は、燃料単価の高騰により水道光熱費が増加したものの、自働発注の推進による店舗業務の効率化や店舗のエネルギー消費低減に向けた取り組みにより適正化に努めた。また、猛暑による熱中症対策を目的にクーリングシェルターや「ウエルカフェ」に避難場所を設置し、地域住民の「夏の涼み処」として開放した。

グループ全体で56店舗の出店と18店舗の閉店を実施し、8月末の店舗数は2801店舗。

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