関西フードマーケットnews|第2Q売上高1911億円3%増・経常利益195%増

イズミヤ・阪急オアシス(株)と(株)関西スーパーマーケットからなる、(株)関西フードマーケット(兵庫県伊丹市、林克弘社長)が、2024年3月期の第2四半期決算を発表した。

売上高は1911億1700万円(前年同期比3.3%増)、営業利益は46億9100万円(155.1%増)、経常利益が44億7100万円(195.3%増)、そして四半期純利益は40億5700万円(415.1%増)となった。

営業利益率は2.5%、経常利益率は2.3%。

第2四半期(7~9月)は値上げの影響による客単価上昇と客数の回復が進んだことから、既存店売上げは前年を上回った。両企業とも、売上げ・利益率改善に向け、曜日販促の恒例化を推進するなどの集客施策に加え、惣菜、PB商品や重点販売商品の取り組みを強化している。

イズミヤ(株)と(株)阪急オアシスは2023年4月に合併し、イズミヤ・阪急オアシス(株)となった。イズミヤ・阪急オアシスの既存店売上高前年同期比は4.0%増(客数1.0%増、客単価3.0%増)となった。

構造改革中のイズミヤと阪急オアシスでは、組織・人事の一元化、営業本部機能の効率化に加え、店舗タイプ別の品揃えやレイアウトなどの店づくりと運営の標準化をさらに推進している。

また関西スーパーマーケットでは、既存店売上高前年同期比は4.0%増(客数0.0%、客単価4.5%増)となった。売上げが想定を超えて好調に進捗し、引き続き販管費も抑制して増益となった。

 

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