H2Onews|第2Q売上高3185億円4.6%増・経常利益276.1%増

エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)が2024年3月期の第2四半期決算を発表した。

売上高は3185億4300万円(前期比4.6%増)、営業利益は98億9700万円(788.4%増)、経常利益は106億6400万円(276.1%増)、四半期純利益は62億9400万円(125.6%増)だった。

営業利益率は3.1%、経常利益率3.3%。

百貨店事業では堅調な国内消費に加え、免税売上高が2018年度実績を上回るなど、大きく伸長した。その結果、百貨店事業の総額売上高は2591億4000万円(17.5%増)、営業利益は70億3900万円(332.9%増)となった。

阪急本店では、外出ニーズの本格化により全てのカテゴリーが前年を上回った。化粧品を含めファッション全般が好調で、ジュエリーや時計、ラグジュアリーブランドなどの売上げも伸長した。

食品事業では客単価の上昇と客数の回復によって既存店は前年を上回った。総額売上高は2109億0400万円(2.5%増)、営業利益が41億2300万円(150.9%増)だった。

イズミヤ・阪急オアシス(株)の既存店売上高は4.0%増(客数1.0%増、客単価3.0%増)、(株)関西スーパーマーケットの既存店売上高は4.6%増(客数0.0%、客単価4.5%増)となった。

商業施設事業の総額売上高は158億0700万円(9.7%減)、営業利益17億9200万円(106.7%増)。イズミヤのショッピングセンター運営と衣料品・住居関連品販売およびテナント管理を行う(株)エイチ・ツー・オー商業開発では、収益力強化、費用の適正化、地域との連携強化に取り組んだ。直営売場の縮小やイズミヤショッピングセンターの店舗閉鎖によって減収となったが、テナントの売上げ拡大に向けた取り組みや新規イベント区画の設置が計画以上に進んでいて、増益となった。

その他事業は、総額売上高193億3600万円(9.0%増)、営業利益13億1800万円(前期は15億6300万円の営業損失)だった。

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