千趣会news|第3Q売上高358億円14.3%減・経常損失50億円

(株)千趣会(大阪府大阪市、梶原健司社長)が2023年12月期の第3四半期決算を発表した。

売上高は358億4500万円(前年同期比14.3%減)、営業損失が50億円(前年同期は63億1600万円の営業損失)、経常損失が50億0200万円(前年同期は61億3000万円の経常損失)、四半期純損失は46億6400万円(前年同期は86億7000万円の四半期純損失)と、損失幅は縮んだものの、厳しい結果は変わらない。

カタログとインターネットを中心とする通信販売事業は、売上高313億2600万円 (前年同期比15.1%減)、営業損失52億2900万円(前年同期は65億5600万円の営業損失)。期中はカタログ中心のプロモーションからデジタルと融合させたプロモーションへシフトした。カタログ配布部数の削減により売上減少を招き、デジタルマーケティング施策ではそれを補いきれなかった。

法人向けの商品・サービスを提供する法人事業の売上高は30億6400万円(前年同期比12.0%減)、営業利益は2000万円(前年同期比86.4%減)。企業の株主優待に関連したノベルティの利用や物流業務代行サービスの利用が期初想定より伸びなかった。

ベルメゾン会員を対象とした保険選びサポートを行う保険事業は売上高3億7700円(前年同期比9.4%増)、営業利益2億400万円(16.7%増)。

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