西松屋news|第3Q売上高1362億円4.4%増・経常利益4.6%増の増収増益

(株)西松屋チェーン(兵庫県姫路市、大村浩一社長)が2024年2月期の第3四半期の決算を発表した。

2月21日~11月20日の業績は、売上高1361億7300万円(前年同期比4.4%増)、営業利益108億2100万円(5.5%増)、経常利益113億6400万円(4.6%増)、四半期純利益75億7100万円(6.8%増)の増収増益だった。

営業利益率7.9%、経常利益率8.3%。

商品別の売上高の動向として、衣料部門は上半期の気温の上昇にともない、春物衣料や夏物衣料が好調に推移した。11月に気温が下がったことで、秋物衣料や冬物衣料が大きく売上げを伸ばした。また、小学校高学年向けの衣料が引き続き大きく売上げを伸ばした。雑貨部門は粉ミルクなどの食料品、紙おむつ、服飾雑貨、シューズ、レイン用品、玩具などが好調だった。

売上総利益は、円安の影響などにより仕入れ原価が上昇したことで、売上総利益率が低下したが、売上高が増加したことにより、3.5%増の479億7700万円となった。また販売費及び一般管理費については、積極的な出店で店舗数が増加したことなどにより、371億5500万円で2.9%増加した。

48店舗を新規出店し、13店舗を閉鎖した。11月20日時点の店舗数は1102店。地域別の状況は、北海道地区50店舗、東北地区93店舗、関東地区307店舗、中部地区186店舗、近畿地区201店舗、中国地区78店舗、四国地区41店舗、九州・沖縄地区146店舗となった。

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