サツドラnews|第2Q売上高478億円11.3%増・経常利益75.2%増

サツドラホールディングス(株)(札幌市東区、富山浩樹社長)の2024年5月期第2四半期は、売上高が478億1300万円(前年同期比11.3%増)、営業利益6億8100万円(103.4%増)、経常利益6億2500万円(75.2%増)、四半期純利益3億2800万円(46.1%増)だった。

営業利益率1.4%、経常利益率1.3%。

リテール事業の売上高は471億6600万円(11.2%増)、セグメント利益は6億6300万円(100.6%増)。リテール事業は主に北海道内でのドミナント化を目指すドラッグストアフォーマット店舗と調剤薬局店舗、訪日外国人が訪れる観光地などでのインバウンドフォーマット店舗を運営する。

物価上昇による生活防衛意識の高まりや1人あたりの買上点数減少など売上減少はあったものの、人流回復や季節品が好調に推移した結果、ドラッグストアフォーマットは売上高は前年同期を上回った。ESLPを中心とする価格戦略を推進することで、お客から支持される店舗づくりや、作業平準化による業務効率の改善を目指している。また、生鮮食品を含めたラインロビングの強化により、商品カテゴリーの拡大を図っている。さらに、サツドラアプリを活用したデジタルマーケティングの推進にも取り組んでいる。

インバウンドフォーマットも、休業していた店舗を順次営業再開し、訪日外国人観光客の需要を取り込むことができた結果、売上高は前年同期を上回った。調剤薬局も、新たに開設した調剤薬局の増収や、地域支援体制加算・後発医薬品調剤体制加算の強化などにより、売上高は前年同期を上回った。

11月末段階の店舗数は、ドラッグストアフォーマットが177店、インバウンドフォーマットが10店、調剤薬局店舗が11店、その他の店舗が1店の計199店舗。

その他事業では、北海道共通ポイントカード「EZOCA」を活用した地域マーケティング事業や決済サービス事業、POSアプリケーションなどの開発・販売、小中学生向けのプログラミングスクールの運営などを行っている。売上高は8億6100万円(前年同期比 20.5%増)、セグメント利益は700万円(前年同期はセグメント800万円増)となった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧