高島屋news|第3Q営業収益3342億円5.2%増・経常46.4%増/増収増益

(株)高島屋(大阪市中央区、村田善郎社長)が2024年2月期第3四半期の決算を発表した。

3月1日~11月30日の業績は、営業収益3341億9200万円(前年同期比5.2%増)、営業利益332億0900万円(45.3%増)、経常利益358億2900万円(46.4%増)となり、その結果、四半期純利益は242億5100万円(5.9%増)の増収増益だった。

営業利益率9.9%、経常利益率10.7%。

主力の百貨店業は、営業収益2441億4700万円(5.5%増)、営業利益206億5800万円(59.6%増)。国内百貨店では社会経済活動が活発化し、来店客数が増加した。国内顧客の売上高も、婦人服、紳士服、化粧品などのファッション関連商品を中心に堅調に推移した。また、インバウンドの売上高でも、ラグジュアリーブランドをはじめとする高額品が好調であり、円安による客単価の上昇も売上げを押し上げた。

新たな取り組みとして、(株)ジュンとコラボレーションしたライフスタイルショップ「モア サロン エ ロぺ(moi salon et ropé)」を5月に大阪店、6月に横浜店、10月に京都店にオープンした。

海外(2023年1月〜9月)でも増収増益となった。シンガポールやホーチミンの高島屋では、内需の堅調な推移やインバウンドの回復もあり、売上高が大きく伸長した。タイのサイアム高島屋も売上高が回復し増収となり、赤字幅が縮小した。一方で、上海高島屋は一時的にコロナ感染が拡大し、売上高の回復が遅れて減収減益となった。

商業開発業は、営業収益383億8700万円(9.3%増)、営業利益97億5500万円(38.1%増)。5月につくばエクスプレス「流山おおたかの森駅」高架下の空間を活用した商業施設「TXグランドアベニュー おおたかの森」を全面リニューアルオープンした。10月には「京都で一番の待ち合わせ場所」というコンセプトのもと、高島屋京都店および専門店ゾーン「T8(ティーエイト)」からなる「京都高島屋S.C.」を開業した。11月には地域住民の “暮らしの場” となる「立川高島屋S.C.」をリニューアルオープンした。

海外(2023年1月~9月)でも、トーシンディベロップメントシンガポールPTE.LTD.が運営する「シンガポール高島屋S.C.」では、百貨店同様入店客数が増加したことなどから、増収増益となった。また、ベトナムでは、学校運営事業の「スターレイク・プロジェクトA計画」や住宅・オフィス・商業開発事業の「ランカスター・ルミネールプロジェクト」を着実に推進し、現地での事業基盤の拡大を進めている。

金融業は、営業収益130億4400万円(1.7%増)、営業利益34億2300万円(0.8%減)。カード取扱高の伸長やライフパートナー事業の顧客基盤拡大などにより増収となったが、市場領域開拓、事業基盤拡大に向けた先行投資の影響もあり、わずかに減益となった。カード事業では、百貨店や専門店への入店客数の回復を踏まえ、新規会員の獲得強化を進めるとともに、旅行・飲食需要の拡大などを捉えた外部加盟店での利用促進を図った。さらに、8月から「タカシマヤカード《ビジネスプラチナ》アメリカン・エクスプレス®」の発行を開始した。

建装業は、営業収益182億2100万円(22.4%増)、営業損失4億8300万円(前年同期は営業損失4億5600万円)。高島屋スペースクリエイツ(株)では、ホテルなどの大型物件やラグジュアリーブランドを中心とした商業施設の受注が増加して増収となったが、一部大型物件での原価増大の影響もあり、わずかに赤字拡大となった。

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