アクシアルnews|第3Q売上高2030億円5.4%増・経常103億円14.1%増

アクシアルリテイリング(株)(新潟県長岡市、原和彦社長)が2023年3月期の第3四半期決算を発表した。売上高は2030億5700万円(前年同期比5.4%増)、営業利益102億0000万円(17.7%増)、経常利益103億9900万円(14.1%増)、四半期純利益が69億3900万円(14.6%増)だった。

営業利益率は5.0%(4.5%)、経常利益率は5.1%(4.7%)。

同グループはスーパーマーケットの「原信」「ナルス」「フレッセイ」の経営を事業主体としている。売上高では、社会経済活動の再開や商品販売価格改定が進んだことに加え、一部生活必需品の価格を据え置いた政策が奏功したため、前年同期に比べ増加となった。

営業利益では、売上高の伸長と、以前より継続して取り組んでいる利益確保及びコストカット施策により前年同期に比べ増加した。

今年10月、アクシアル リテイリングとして発足から10年を迎えたことから持株会社と各事業会社の役割分担を明確にしつつ、よりシナジー効果を発揮するための機構改革を行った。

ガバナンス強化ではアクシアル リテイリングの社長は、事業会社である原信、ナルス、原信ナルスオペレーションサービスの社長を兼務していたが、アクシアル リテイリングの社長に専念するため、事業会社の社長兼務を解き、アクシアル リテイリング社長・CEOに就任した。グループの戦略立案、実現に集中し、各事業会社の政策実行を監督することでマスメリットの創出を図る体制にする。

また、各部門にCxO(最高責任者)を任命する。グループ全体の経営政策、財務政策、情報システム政策、人事政策を統括するため、それぞれCEO(最高経営責任者)、CFO(最高財務責任者)、CIO(最高情報システム責任者)、CHRO(最高人事責任者)を任命し、各機能を統括させる。

その他、新店等の建設・改修修繕、TQM(Total Quality Management:総合的品質管理)、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)、広報及び内部統制の各機能を再編、強化する。

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