ケーズnews|第3Q売上高5427億円2.5%減・経常利益34.4%減

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が2024年3月期の第3四半期決算を発表した。

売上高5427億4000万円(前年同期比2.5%減)、営業利益138億9600万円(37.1%減)、経常利益171億0400万円(34.4%減)、四半期純利益114億8500万円(35.1%減)だった。

営業利益率2.6%、経常利益率3.2%。

ケーズホールディングスは、正しいことを確実に実行する「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜し、お客に伝わる「本当の親切」を実行すべく、「現金値引」、「長期無料保証」、「あんしんパスポート」などのサービスを提供し、家電専門店としてお客の利便性を重視した地域密着の店舗展開や営業活動を行ってきた。

2023年10月1日付でサステナビリティ推進本部を新設し、「人を中心とした事業構築を図りケーズデンキグループに関わる人の幸福を図る。事業を通じて人の「わ」(和、輪)を広げ、大きな社会貢献につなげる。」を企業理念とし、グループ横断で経営課題に取り組み、持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指す。

売上高は、電気代や物価上昇に起因する消費マインドの低下や買い替えサイクルの長期化により、前年同期を下回った。

利益面は、積極的な賃上げによる人件費の増加等により、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前年同期を下回った。

出退店状況については、直営店12店舗を開設し、直営店6店舗を閉鎖して店舗網の強化・経営の効率化を図った。2023年12月末の店舗数は556店(直営店552店、FC店4店)となった。

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