マキヤnews|第3Q営業収益577億円7.4%増・経常利益28.3%増

ディスカウントストアの「エスポット」「業務スーパー」などを展開する(株)マキヤ(静岡県富士市、早川紀行社長)が2024年3月期第3四半期の決算を発表した。

営業収益577億2300万円(前年同期比7.4%増)、営業利益18億1200万円(33.5%増)、経常利益19億2200万円(28.3%増)、四半期純利益13億0800万円(29.8%増)だった。

営業利益率3.1%、経常利益率3.3%。

マキヤグループは中長期経営改革プロジェクト「MAP3」(Makiya-group Advancing Profit3)を編成し、①「商品力・品揃え」の徹底強化、②「安心安価(ELP)」の実践とPB(プライベートブランド)・LB(ローカルブランド)の販売強化、③「ロス額」削減と「過剰在庫・死に筋在庫」の撲滅、④「品薄・欠品」の撲滅とボリューム陳列、⑤「作業改革」で「働き方」改革の推進を重点実践テーマとし、経営基盤の強化と企業価値の向上に取り組んでいる。

サステナビリティに関する諸課題の解決に向け、環境問題については、循環型社会・脱炭素社会の実現に向けた「環境への負荷低減」を最重要課題の1つとし、資源の有効活用と省力化及び効率化を図っている。

2012年度から同社店舗が所在する自治体や障害福祉施設などに福祉車両をはじめ、環境、福祉関連品などを寄贈しており、2023年11月には、静岡市に福祉車両1台を寄贈。通算11回目の寄贈となる。

エスポット湯河原店(神奈川県足柄下郡湯河原町)の売り場を10月に最新化。また10月に業務スーパー清水町徳倉店(静岡県駿東郡清水町)と11月に業務スーパー浜松芳川店(静岡県浜松市中央区)を新規開店した。

小売業の営業収益は578億8000万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は19億8000万円(27.6%増)だった。

「フード(食品)」部門は、「エスポット(フード)」、「ポテト・マミー」、「業務スーパー」の全ての業態で好調に推移し、生鮮食品、日配食品、加工食品はいずれも前年同期を上回り、前年同期比9.0%増となった。「ノンフード(非食品)」部門は、HBC(ヘルス・ビューティー・ケア)商品とリユース事業がなどが前年同期を上回り、前年同期比1.4%増となった。

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