青山商事news|年商1890億円3.4%減・経常利益13.5%減の減収減益

青山商事(株)(広島県福山市、遠藤泰三社長)が2026年3月期の本決算を発表した。

2025年4月1日~2026年3月31日の連結業績は、売上高1890億1100万円(前期比3.4%減)、営業利益105億8800万円(15.8%減)、経常利益109億1900万円(13.5%減)、当期純利益69億1800万円(26.4%減)と減収減益だった。

営業利益率は5.6%、経常利益率は5.8%。

中核部門であるビジネスウェア事業は、売上高1242億9900万円(6.6%減)、セグメント利益51億8300万円(38.1%減)。既存店売上高は前期比95.8%。ビジネスウェア事業を行っているのは、青山商事に加えてグループ企業であるブルーリバース(株)、(株)エム・ディー・エス、(株)栄商、服良(株)、青山洋服商業(上海)有限公司、メルボメンズウェアー(株)。

想定を上回るスピードで進む市場のカジュアル化や、夏季の記録的な猛暑とその長期化により、秋冬商品の実売期が後ろ倒しとなり販売期間が限定されたことなどが売上げに影響した。カットソーやポロシャツ、ニットを含むビジネスカジュアル商品は好調に推移した。また、2025年11月より販売開始した「みんなのスーツ」が新規顧客層の開拓に寄与した。加えて、商品価格の見直しや値引きの抑制実施、オーダースーツの高付加価値生地やオプションの充実など施策を講じたことにより、メンズスーツの販売着数が95万5000着(前期比91.1%)、平均販売単価が3万4917円(前期比102.5%)へと上昇し、売上総利益率も改善した。

3月末時点の店舗数は青山商事が720店舗、メルボメンズウェアー(株)の「麻布テーラー」が29店舗。

(株)青山キャピタルが担うカード事業は、売上高55億0600万円(4.6%増)、セグメント利益(営業利益)24億2400万円(22.6%増)。各種施策やキャッシュレス決済サービス「AOYAMAPay」の導入などにより、ショッピング取扱高が増加した。さらに、事務委託料を中心に、販売費及び一般管理費が減少した。3月末時点の「AOYAMAカード」の有効会員数は3879万人。

(株)アスコンの印刷・メディア事業は、売上高108億0600万円(1.4%減)、セグメント利益1億5000万円(前期はセグメント損失1億7700万円)。既存取引先の印刷・DM受注に係る売上高が減少した一方、デジタル販促物や付加価値の高いデバイス関連売上げが増加した。

(株)青五の雑貨販売事業は、売上高152億6800万円(1.0%増)、セグメント利益1億5500万円(10.0%増)。店舗改装が集客増加に寄与したことに加え、セルフレジ導入やパートナー主導店舗の拡充によるローコスト運営に努めたことが奏功した。3月末店舗数は100店。

ミニット・アジア・パシフィック(株)が行う総合リペアサービス事業は、売上高146億1500万円(5.7%増)、セグメント利益3億6800万円(128.7%増)。スーツケース修理などの成長サービスの強化や、靴修理価格の見直しにより、売上高が伸長したことに加え、利益率重視の店舗運営を推進したことが寄与した。「ミスターミニット」の3月末店舗数は国内が249店、オセアニアが342店、その他が37店で計628店。

(株)globのフランチャイジー事業は、売上高175億4500万円(8.2%増)、セグメント利益13億2000万円(18.1%増)。主力業態である「焼肉きんぐ」を中心とした既存の事業が好調に推移した。本格イタリアンのファミリーレストラン「PISOLA」や、マシンピラティス専門店「WECLE」の展開も開始し、事業拡大を順調に進めたことが奏功した。3月末店舗数は「焼肉きんぐ」が43店、「ゆず庵」が13店、「セカンドストリート」が20店、「エニタイムフィットネス」が14店、「WECLE」が2店。

2027年3月期は、売上高1947億円(3.0%増)、営業利益117億円(10.5%増)、経常利益119億円(9.0%増)、当期純利益76億円(9.9%増)を見込む。

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