イオンnews|4月既存店は総合スーパー3社が前年増もSM事業は減少
イオン(株)(千葉市美浜区、吉田昭夫社長)が主な連結各社の2026年4月度の月次売上高を発表した。

今年のゴールデンウィークは前半が飛び石、後半が5連休という日並びだったため、近場で家族とゆっくり過ごすという需要に合わせ、幅広い世代が楽しめるイベントや、家族・親戚が集まる食卓向けのごちそうメニューなど“ハレ需要”を意識した品揃えを強化した。一方で、前年の食品価格上昇による特需が一巡した影響から、小売全体の売上は前年からの上積みが限定的となった。
イオンモールでは、イベント開催に加え、原油高・物価高への対策として、一定額以上の給油レシート提示でお買物券を渡すなどの生活応援キャンペーンを拡充した。さらに、猛暑で電気代上昇が見込まれる夏に向け、買い物中に涼めるクールスポットを設けるなど、「夏を楽しむ場所」としての環境整備を進めている。
企業別は実績の次の通り。
総合スーパー事業
・イオンリテールは既存店が100.9%、全店では102.8%(いずれも前年同月比、以下同)。
・イオン北海道は既存店101.4%、全店100.9%。
・イオン九州は既存店100.2%、全店101.5%。
イオンリテールは、既存店売上高が4カ月連続で前年超えとなった。GW前半の「フランスフェア」では約800品目を展開し、南フランス料理やスイーツなど家族で楽しめる企画や限定商品が好調だった。水産・畜産・デリカ、さらに専門店「カフェランテ」が売上を牽引した一方、前年の米不足による相場高の反動で食品全体は前年並みにとどまった。
スーパーマーケット事業
・マックスバリュ東海は既存店97.2%、全店98.3%。
・フジは既存店98.8%、全店95.7%。
スーパーマーケット事業では、トップバリュの拡販に加え、デリカや冷凍食品など“簡便・即食ニーズ”に応える商品の提案を強化した。イオンフードスタイルでは、生鮮・デリカを強化した「フードスタイル代官山店」を4月17日に開業。まいばすけっとでは、AEON Pay利用者向けポイント施策が奏功し、既存店売上が堅調に推移した。
最後にその他の連結子会社の業績は以下の通り。
・キャンドゥが既存店103.9%、全店103.4%。
・コックスが既存店96.8%、全店99.1%。
ジーフットは、6月23日に上場を廃止しイオン㈱に株式併合して完全子会社になる予定。
