H2Onews|年商6802億円0.2%減・経常利益3.9%減
エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)は、2026年3月期の連結決算は売上高6802億1500万円(前年同期比0.2%減)、営業利益323億8600万円(7.0%減)、経常利益345億0800万円(3.9%減)。特別利益169億0900万円に対し、減損損失106億4100万円など特別損失159億4200万円を計上した結果、当期純利益は299億5000万円(14.0%減)となった。
収益認識基準の影響を除いた総額売上高は1兆1624億3100万円(100.2%)となり、3期連続で過去最高を更新した。

期中の事業環境は、中国からの訪日客急減によるインバウンド売上の落ち込みや物価上昇が続く厳しい状況だったが、百貨店事業では阪急本店の改装による売場縮小の影響を受けつつも、国内売上げが堅調に推移し過去最高を更新。ラグジュアリー商材や時計・宝飾の需要が強く、3月には「HANKYU LUXURY」がオープンし広域集客を強化した。一方、インバウンド売上げは前期比80.1%にとどまり、総額売上高は6210億3700万(2.2%減)となった。
食品事業は、物価高による単価上昇が客単価を押し上げ、既存店売上高は1.7%増と堅調。価値訴求型「マルシェ」、価格訴求型「デイリーマート」の新フォーマットが成長を牽引し、総額売上高は4324億5500万円(0.9%増)、営業利益は100億2100万円(12.0%増)と増収増益を確保した。
その他事業は、寧波阪急商業有限公司の通期寄与やペルソナ、アズナスなどグループ会社の堅調推移により、総額売上高788億5500万円(22.5%増)、営業利益75億3500万円(242.8%増)と大幅増益となった。
