ファストリnews|第2Q売上げ1兆5990億円9.0%増/欧米好調で増収増益

(株)ファーストリテイリング(山口県山口市、柳井正社長)が2024年8月期第2四半期の決算を発表した。同社は、国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards:IFRS)を採用している。

2023年9月1日~2024年2月29日の業績は、売上収益1兆5989億9900万円(前年同期比9.0%増)、営業利益2570億8500万円(16.7%増)と、大幅な増収増益だった。税引前四半期利益は2993億9500万円(29.9%増)、親会社の所有者に帰属する四半期利益は1959億1200万円(27.7%増)となった。

売上収益に対する営業利益率は16.1%。

国内ユニクロ事業は、売上収益が4851億円(2.0%減)、営業利益が772億円(14.7%増)。既存店売上高はシーズン初めの9月、10月と商売規模の大きい12月に気温が例年よりも高く推移し、冬物需要が高まらなかったことに加え、暖冬にマッチした商品構成や情報発信が十分にできなかったことによって3.4%の減収となった。

海外ユニクロ事業は、売上収益が8839億円(17.0%増)、営業利益が1509億円(23.0%増)。特に、北米・欧州のユニクロ事業は、LifeWearが浸透し顧客層が拡大していることに加え、出店の加速により、事業成長の好循環に入っている。中国大陸は、第1四半期3カ月間に冬物商品の販売が好調だったことで、既存店売上高が約2割の増収となり、上期全体でも増収となった。香港は増収増益、台湾は増収、営業利益は前年並みの水準だった。韓国は気温の低下と冬物商品の打ち出しがマッチしたことで、増収増益。東南アジア・インド・豪州地区は、冬物商品や売場を早期に立ち上げた春夏商品の販売が好調で、大幅な増収増益となった。

ジーユー事業の売上収益は1595億円(9.6%増)、営業利益は153億円(17.5%増)。マストレンド商品の数量を十分に準備し、販売を強化した結果、ヘビーウェイトスウェット・ヒートパデッドアウター・カーゴパンツ・ワイドジーンズなどの販売が好調で、上期の既存店売上高は増収となった。

グローバルブランド事業の売上収益は694億円(1.2%減)、営業利益は17億円の赤字(前年同期は1億円の黒字)。セオリー事業は、日本事業とアジア事業の販売が好調で増収となったが、給与水準の引き上げにより人件費が増加し、売上高販管費比率が上昇したことで、減益となった。プラステ事業は、主に事業構造改革に伴い店舗数が前年同期末比で約6割減となったことで減収、営業利益は前年並みの若干の赤字。コントワー・デ・コトニエ事業は、事業構造改革により、店舗数が前年同期末比で約1割減少したことに加え、冬物主力商品が欠品したことで集客に苦戦し、減収、前年並みの赤字となった。

2024年8月期の連結業績は、売上げで200億円の減額、利益で100億円の増額と修正し、売上収益3兆0300億円(前期比90.5%増)、営業利益4500億円(18.1%増)、当期利益3200億円(8.0%増)を見込む。

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