薬王堂news|第1Q売上高366億円8.4%増・経常利益2.9%増

(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)が 2025年2月期第1四半期の決算を発表した。

3月1日~5月31日の業績は、売上高366億2500万円(前年同期比8.4%増)、営業利益14億0300万円(3.9%増)、経常利益14億8300万円(2.9%増)、四半期純利益10億2700万円(4.4%増)の増収増益だった。

営業利益率3.8%、経常利益率4.0%。

薬王堂グループは、販売価格や品揃えの強化を図り、来店客数や買上点数の増加に取り組んだ。ドラッグストア事業における部門別の業績は以下の通り。

ヘルス部門は、売上高が63億5600万円(2.7%増)。医薬品では感冒薬などが伸張し、衛生用品では介護用紙おむつや生理用品などが伸張した。

ビューティ部門は、売上高が49億2000万円(6.5%増)。化粧品では基礎化粧品や男性化粧品、ポイントメイクなどが伸張し、トイレタリーではヘアケアやオーラルケア、エチケット用品などが伸張した。

ホーム部門は、売上高が77億1000万円(10.5%増)。日用品では家庭紙や洗剤などが伸張した。衣料品では軽衣料などが伸張した。バラエティではペット関連商品や殺虫剤などが伸張した。

フード食品部門は、売上高が175億8200万円(10.4%増)。食品では日配品や冷凍食品、生鮮食品などが伸張し、酒類ではビール類や酎ハイなどが伸張した。

小商圏対応のドミナント出店を推進し、青森県にドラッグストア1店舗を新規出店した。5月末時点の店舗数は388店(うち調剤併設型3店、調剤専門薬局2店)。また、青森県と宮城県を中心に15店舗の改装を実施し、エリアドミナントと既存店を強化した。

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