カンセキnews|第1Q売上高93億円2.1%、経常利益143%増

(株)カンセキ(栃木県宇都宮市、大田垣一郎社長)の2025年2月期の第1四半期は、売上高が93億2400万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は1億9300万円(176.3%増)、経常利益は1億9400万円(143.0%増)、四半期純利益は1億9600万円(312.6%増)の増収増益だ。

営業利益率、経常利益率ともに2.1%。

カンセキは栃木県を中心にホームセンターやアウトドアショップの「WILD-1」などを展開する。ホームセンター事業の営業収益は、43億1500万円、(前期比6.1%増)、セグメント利益は1億4000万円(6.0%減)、WILD-1事業の営業収益は21億5100万円(12.0%減)、セグメント利益は900万円(前年同期はセグメント損失6500万円)。

2025年2月に創立50周年を迎える。2024年3月から2025年2月を「創業50周年イヤー」と位置づけて施策を打つ。地産地消の取り組みや地域の顧客の買物支援事業であるスマイル便の強化、未来を担う子どもたちへの体験型ワークショップの提供など、地域貢献への取り組みを進めている。また、創業50周年記念ポイントセールや抽選会を開催した。これがホームセンター事業の日用品などの売上げを押し上げた。WILD-1事業ではレジャー用品や業務スーパーの値ごろ感のある食料品の売上げが堅調に推移している。ただし、ホームセンター事業におけるDIY関連商品やWILD-1事業のキャンプ用品は苦戦。

新形態の異業態併設型店舗として、2024年3月にオフハウス併設店舗「ハードオフさくら氏家店」(栃木県さくら市)、5月にホームセンター併設店舗「業務スーパー栃木そのべ店」(栃木県栃木市)を出店した。

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