カワチ薬品news|第1Q売上高713億円1.1%増・経常利益10.6%減
(株)カワチ薬品(栃木県小山市、河内伸二社長)が2025年3月期の第1四半期決算を発表した。
3月16日~6月15日の業績は、売上高713億3600万円(前年同期比1.1%増)、営業利益16億0500万円(8.5%減)、経常利益18億2000万円(10.6%減)、四半期純利益11億8000万円(10.1%減)の増収減益だった。
利益については、稼働計画の見直しを図り人件費の抑制に努めたものの、新紙幣対応のためのレジ改修や水道光熱費の増加などからコストがかさみ、減益となった。
営業利益率2.2%、経常利益率2.6%。
同社グループでは、専門性強化策として調剤併設型店舗の新規出店を進めている。また、原材料価格の上昇による値上げが相次ぐなか、相対的優位性を保つべく、物流を活かした一括仕入れを行い、まとめ買いの促進や価格の見直しに注力した。また、カウンセリング販売に注力し、固定客化にに努めた。
福島県、茨城県に各1店舗、計2店舗を出店した。この2店舗に調剤薬局を併設した。一方で、岩手県の1店舗を退店した。6月15日時点の同社グループの店舗数は、計376店(内、調剤併設153店)となった。