千趣会news|第2Q売上高225億円14.5%減・経常損失20億円

(株)千趣会(大阪府大阪市、梶原健司社長)が2024年12月期の第2四半期決算を発表した。

1月1日~6月30日の連結業績は、売上高225億4600万円(前年同期比14.5%減)、営業損失20億円(前年同期は31億5700万円の営業損失)、経常損失20億0600万円(前年同期は32億6800万円の経常損失)、四半期純損失14億1100万円(前年同期は32億6400万円の純損失)と厳しい決算となった。

前期より再成長に向けた改革の柱として掲げている「通信販売事業の事業構造改革」、「全社における収益改善の実行」および「共創の深化・拡大」に基づき、各種施策を企画・実施した。

カタログとインターネットを中心とする通信販売事業は、売上高197億1000万円 (前年同期比17.3%減)、営業損失21億9200万円(前年同期は33億1500万円の営業損失)だった。期中はオリジナル商品を中心としたプライシングの見直しや、カタログとデジタルそれぞれの特性を踏まえた売場の提供などの施策を実施した。しかしながら、想定よりも原価率が高い商品が好調だったことや在庫消化促進のためのセールを行ったこと、またカタログ配布による受注獲得が想定を下回った。

法人向けの商品・サービスを提供する法人事業は、売上高18億1200万円(前年同期比1.8%減)、営業利益4400万円(前年同期比643.3%増)だった。企業からの物販に関する受託案件や物流業務などの代行サービスの利用受注が順調に進捗し収益性は改善したが、広告受注が想定を下回った。

ベルメゾン会員を対象とした保険選びサポートを行う保険事業は売上高2億1900円(前年同期比5.5%減)、営業利益8800万円(23.9%減)だった。

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