青山商事news|第1Q売上高449億円1.5%増・経常損失19.7%

青山商事(株)(広島県福山市、青山理社長)が2025年3月期第1四半期の決算を発表した。

2024年4月1日~2024年6月30日の業績は、売上高449億7900万円(前年同期比1.5%増)、営業利益16億9500万円(8.7%減)、経常利益17億3200万円(19.7%減)、四半期純利益8億円(前年同期は四半期純利益12億3000万円)と増収減益だった。

営業利益率は3.8%、経常利益率は3.6%。

中核部門であるビジネスウェア事業は、売上高295億5700万円(前年同期比100%)、セグメント利益7億3700万円(7.5%減)。ビジネスウェア事業を行っているのは、青山商事に加えてグループ企業であるブルーリバース(株)、(株)エム・ディー・エス、(株)栄商、服良(株)、青山洋服商業(上海)有限公司、メルボメンズウェアー(株)である。

カジュアルスタイルにも使い回しし易い機能性セットアップスーツ、「ゼロプレッシャースーツ」をはじめとしたビジカジ商品が浸透してきたことなどから、第1四半期までのビジネスウェア事業既存店売上高は前年同期比0.2%減となった。

第1四半期までのメンズスーツの販売着数は前年同期比11.8%減の21万9000着、平均販売単価は6.8%増の3万3436円となった。期末店舗数は国内が740店舗、海外(上海)が6店舗、メルボメンズウェアー(株)の「麻布テーラー」が27店舗。

カード事業は、売上高13億0600万円(3.9%増)、セグメント損失は1800万円(4.1%減)。2024年5月末時点の「AOYAMAカード」の有効会員数は390万人。

印刷・メディア事業は、原価が上昇したことなどから、売上高26億円(前年同期比100.0%)、セグメント利益3800万円(前年同期はセグメント利益(営業利益)100万円)。

雑貨販売事業は、売上高38億8400万円(0.8%減)、セグメント利益1億5100万円(22.3%増)。店舗の閉店に伴い売上が減少した一方、人件費削減等、進めてきた構造改革の効果がみられた。2024年5月末時点の店舗数は101店舗。

総合リペアサービス事業は、売上高36億8200万円(14.0%増)、セグメント利益3600万円(45.2%減)。海外の店舗数増加に伴い、売上が増加した一方、日本事業において人件費等が増加した。2024年6月末時点の店舗数(ミスターミニット)は国内が253店、オセアニアが339店、その他34店で626店。

フランチャイジー事業は、売上高37億3200万円(7.0%増)、セグメント利益2億6300万円(27.7%増)。フードサービス事業をはじめ、各業態が好調に推移した。2024年6月末時点の店舗数は「焼肉きんぐ」が40店、「ゆず庵」が13店、「セカンドストリート」が18店、「エニタイムフィットネス」が9店。

不動産事業は、売上高7億6100万円(1.5%減)、セグメント利益(営業利益)は1億5000万円(4.3%増)。

その他事業は、売上高3億0600万円(27.9%減)、セグメント利益6300万円(前年同期はセグメント損失(営業損失)1200万円)。2024年6月末時点の「ダブルティー」の店舗数は7店。

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