ハローズnews|第2Q増収増益/1033億円8.2%増・経常利益14.3%増

(株)ハローズ(広島県福山市、佐藤利行社長)が 2025年2月期の第2四半期の決算を発表した。

3月1日~8月31日の業績は、営業収益1032億9200万円(前年同期比8.2%増)、営業利益57億4900万円(14.0%増)、経常利益57億5900万円(14.3%増)、中間純利益39億9700万円(16.3%増)の増収増益となった。

営業利益率、経常利益率ともに5.6%。

商品面では、継続して重点販売商品の育成と適切な品質かつ低価格を基本コンセプトとしたプライベートブランド商品の拡充に努めた。また、8月から岡山県立大学との共同開発による「栄養バランス弁当」第12弾を発売した。

販売促進面では、生活防衛企画と自社会員カード(ハロカ)のポイント優遇施策を継続した。

店舗運営面では、4月に岡山県岡山市の岡南店、5月に香川県観音寺市の観音寺店、6月に同県高松市の六条店、7月に岡山県笠岡市の笠岡店、8月に広島県福山市の南駅家店を改装し、店舗の魅力アップを図った。また、業務改善施策として、自動発注システム拡大に取り組んだ。

8月末時点の店舗数は、広島県32店舗、岡山県27店舗、香川県14店舗、愛媛県9店舗、徳島県9店舗、兵庫県14店舗、山口県1店舗の合計106店舗となった。

組織面では、4月に近年のインフレ環境に配慮し従業員の生活支援を目的に、正社員と嘱託社員を対象に月額3万円の賃金のベースアップを行った。

物流面では「物流の2024年問題」をはじめとする課題解決に対応することを目的に、賛同企業と連携して「中四国物流研究会」を発足させた。

社会貢献活動では、食品ロス削減の仕組みである「ハローズモデル」を中心に、各自治体、フードバンク事業関連団体および各企業と連携した活動、並びに自社エコセンターによる資源の再利用化に取り組んだ。また、店頭で回収したエコキャップの収益を4月と5月に自治体へ寄付し、地域との連携強化を図った。

通期は、営業収益2017億5500万円(3.2%増)、営業利益109億6000万円(0.8%増)、経常利益109億5000万円(0.5%増)、当期純利益74億2000万円(13.6%減)を見込む。

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