ライフnews|第2Q営業収益4219億円5.4%増・経常利益127億円1.1%減

(株)ライフコーポレーション(東京本社:東京都台東区、大阪本社:大阪市淀川区、岩崎高治社長)が2025年2月期の第2四半期決算は、営業収益は4218億8500万円で前年同期比5.4%増、営業利益は122億3200万円(1.4%減)、経常利益は127億0600万円(1.1%減)、純利益は89億1400万円(4.4%増)。

営業利益率は2.9%(3.1%)、経常利益率は3.0%(3.2%)。( )は前年数値。

上期は、第七次中期経営計画に基づく経営戦略推進の具体的な取り組みとして、3月にBIO-RAL事業本部を立ちあげ、オーガニック、ローカル、ヘルシー、サステナビリティのコンセプトに沿った「BIO-RAL(ビオラル)」商品を拡大した。

「BIO-RAL(ビオラル)」店舗を2店舗新設し、既存店舗の「BIO-RAL(ビオラル)」コーナーを充実させるなど同質化競争からの脱却を着実に推進している。

また、2021年2月から日配品を対象として導入を開始したAI需要予測による発注自動化サービスを生鮮部門の発注にも範囲を広げ、ほぼ全店で稼働することで作業軽減、業務効率化の取り組みを推進している。

持続可能で豊かな社会の実現への貢献の取り組みとしては、東京都において子ども食堂への寄贈を7区にまで拡大するとともに、近畿圏では、6月より神戸市内で寄贈開始したことで出店エリアである4府県(大阪府、兵庫県、京都府、奈良県)すべてで実施している。

また、自社加工センターでのバイオガス発電事業などの「持続可能で豊かな社会の実現に貢献する食品廃棄削減のための取り組み」が「令和5年度おおさか環境賞」の事業者活動部門で大賞を受賞した。加えて農林水産省主催の第8回食育活動表彰において、「ライフ出前授業・親子食育体験学習」の活動が『消費・安全局長賞』を受賞した。

出店面では、3月に池袋三丁目店(東京都)、ビオラルみのおキューズモール店(大阪府)、ビオラル国立駅前店(東京都)、4月にソコラ所沢店(埼玉県)、5月に目黒八雲店(東京都)、6月に松ヶ崎店(京都府)、7月に吉祥寺駅前店(東京都)、8月に芦屋呉川町店(兵庫県)を出店した。閉店は2店舗。

既存店では、西九条店で、手作りパンコーナー「小麦の郷」や医薬品コーナーの新規導入等品揃えを拡充、南津守店で「BIORAL(ビオラル)」商品や冷凍食品・惣菜等の品揃えを拡充する改装を行った。

小売り事業の部門別売上高は、生鮮食品部門が1767億8600万円(5.9%増)、一般食品部門1832億9600万円(5.6%増)、生活関連用品部門346億5200万円(3.3%増)、衣料品部門114億6300万円(2.3%減)となった。地区別の営業では首都圏が143店舗、2042億8100万円、近畿圏が168店舖、2019憶1700万円となった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧