ZOZOnews|第2Q売上高988億円9.5%増/経常利益305億円4.8%増
(株)ZOZO(千葉県千葉市、澤田宏太郎社長)が2025年3月期の第2四半期決算を発表した。
4月1日~9月30日の業績は、売上高908億0100万円(前年同期比9.5%増)、営業利益304億7500万円(5.3%増)、経常利益305億1300万円(4.8%増)、四半期純利益211億3000万円(4.0%増)の増収減益だった。
営業利益率30.8%、経常利益率30.8%。
第2四半期の商品取扱高は2791億5300万円(7.9%増)、その他商品取扱高を除いた商品取扱高は2608億2400万円(7.9%増)となった。売上総利益は920億1300万円(9.3%増)で、売上総利益の商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する粗利率は35.3%となり、前年同期と比較して0.4ポイント上昇した。
販売費および一般管理費は615億3700万円(11.3%増)、商品取扱高(その他商品取扱高除く)に対する割合は23.6%と前年同期と比較して0.7ポイント上昇している。
ZOZOTOWNではユニークユーザー数の増加とコンバージョンレート(ユニークユーザーの購買率)向上を目指し、ユーザーとブランド双方にとって魅力的なサイトづくりに注力している。
具体的には、セールイベント「ZOZOWEEK」(5月15日~26日の12日間、9月11日~16日及び19日~23日の10日間)や夏の本セール開始期間にはTVCMを放送し集客を強化するなど、ZOZOTOWNの販売力を最大化に取り組んだ。引き続き、多様化するユーザーニーズに対応できるように、幅広いジャンルの新規ブランドの出店も進めた。
また、コスメカテゴリー強化を図り、「ZOZOCOSME」に注力している。ZOZOCOSMEでは9月末時点で国内外の750以上のコスメブランドを取り扱っているが、さらに新規ブランドの誘致とラインナップの拡大を進めていく。
さらに、同社独自のAIを活用した超パーソナルスタイリングサービス「niaulab(似合うラボ)」を開始し、購買の上流にアプローチする「似合う」を軸としたソリューションの提供を目指している。