AOKI news|第2Q売上高829億円2.3%増・経常利益7.5%増

(株)AOKIホールディングス(神奈川県横浜市、田村春生社長)が2025年3月期の第2四半期決算を発表した。

4月1日~9月30日の業績は、売上高829億3300万円(前年同期比2.3%増)、営業利益41億7100万円(9.8%増)、経常利益38億2400万円(7.5%増)、中間純利益27億9100万円(25.3%増)の増収増益だった。

営業利益率は5.0%、経常利益率は4.6%。

ファッション事業の売上高は382億6300万円(1.6%増)、営業損失は2億2200万円(前年同期は営業利益4億3700万)。

商品面では、年々暑くなる日本の夏を少しでも快適に過ごせるよう、さまざまな機能付きクールビズ関連商品をメンズ、レディースともに拡充した。AOKIでは、きちんと感と動きやすさを兼ね備えたカジュアルBIZスタイル「BIZ M OVE」シリーズを新たに展開した。レディースでは、厳しい夏の日差しから肌を守る「キンセキカットシリーズ」より、新アイテムとしてTシャツやカーディガンなどを拡充した。ORIHICAでは、日常からビジネスやパーティシーンまで、どんな季節・シーンでも着回しができる「無限コーデShirt」を販売するなど、ビジカジ商品の品揃えを拡充した。

店舗面では、ORIHICAで6店舗を新規出店し、AOKIとORIHICAでそれぞれ1店舗を閉鎖した。9月末時点の店舗数は597店(前期末593店)。

アニヴェルセル・ブライダル事業は、売上高49億0600万円(12.8%増)、営業損失は3億7500万円(前年同期は営業損失4億3400万円)となった。前年9月中旬まで休館中であった表参道店が稼働したことと、リニューアル費用が減少したことなどによる。

最新のトレンドを取り入れたオリジナルのウェディングスタイル「TREND COLLECTIONS」の2024年新作を発表するなど、引き続き受注活動と成約率アップの施策を強化した。また、開業10周年の節目を迎えた日本最大級のゲストハウスウェディング施設「アニヴェルセル みなとみらい横浜」を9月14日にリニューアルオープンした。

エンターテイメント事業の売上高は387億0100万円(1.1%増)、営業利益は44億0500万円(17.9%増)。複合カフェの快活CLUBでは、鍵付き完全個室店舗の拡大を推進するとともに、猛暑に伴う室内アミューズメント需要の取り込みを図った。

カラオケのコート・ダジュールでは、人気メニュー「金のポテト」や「俺のフレンチ・イタリアン」監修メニューをグランドメニューに加えるなど飲食メニューの拡充に注力した。24時間営業のセルフ型フィットネスジムのFiT24では、無料開放DAYの開催や高校生プランの導入など、新規会員の獲得に注力した。

店舗面では、快活CLUBで6店舗、FiT24で2店舗を新規出店した一方、快活CLUBで3店舗、コート・ダジュールで4店舗を閉鎖した。ランシステムの複合カフェ自遊空間他83店舗(内フランチャイズ50店舗)を含め、9月末時点の店舗数は776店(前期末784店)。

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