青山商事news|第2Q売上高840億円1.2%増・経常利益71.1%減
青山商事(株)(広島県福山市、青山理社長)が2025年3月期第2四半期の決算を発表した。
4月1日~9月30日の連結業績は、売上高840億4400万円(前年同期比1.2%増)、営業利益6億4600万円(53.8%減)、経常利益5億1800万円(71.1%減)、中間純損失6億3000万円(前年同期は中間純利益4億6300万円)だった。
中核部門であるビジネスウェア事業は、売上高533億3500万円(0.4%減)、セグメント損失12億35000万円(前年同期はセグメント損失6億0600万円)、既存店売上高は前年同期比0.6%減。
ビジネスウェア事業を行っているのは、青山商事に加えてグループ企業であるブルーリバース(株)、(株)エム・ディー・エス、(株)栄商、服良(株)、青山洋服商業(上海)有限公司、メルボメンズウェアー(株)である。
メンズスーツの販売着数は前年同期比11.3%減の36万3000着、平均販売単価は6.7%増の3万3790円となった。また、オーダースーツブランド「Quality Order SHITATE」が堅調に推移した。
カジュアルスタイルにも使い回しやすい機能性セットアップスーツ「ゼロプレッシャースーツ」が浸透し、新たにレディススタイルを展開するなど、各種施策を行った。
9月末時点の店舗数は、国内が740店、海外(上海)が6店、メルボメンズウェアー(株)の「麻布テーラー」が27店。
カード事業は、売上高26億0500万円(4.3%増)、セグメント利益は11億5400万円(1.7%増)。8月末時点の「AOYAMAカード」の有効会員数は387万人。ショッピング取扱高が増加したことなどから、増収増益となった。
印刷・メディア事業は、印刷・DM売上げやデバイス関連の売上げが減少したことなどから、売上高50億3500万円(0.0%増)、セグメント損失1億6000万円(前年同期はセグメント利益100万円)。
雑貨販売事業は、不採算店舗の閉店により売上が減少した一方、人件費削減など、構造改革が進んだことから、売上高は76億9400万円(0.3%減)、セグメント利益は1億9300万円(13.0%増)となった。8月末時点の店舗数は101店。
総合リペアサービス事業は、新商品・サービスが好調に推移し売上が増加した一方、原価の高騰などにより、売上高71億4700万円(11.7%増)、セグメント利益3100万円(51.1%減)となった。9月末時点の店舗数(ミスターミニット)は国内が253店、オセアニアが336店、その他33店で622店。
フランチャイジー事業は、売上高76億8800万円(7.1%増)、セグメント利益5億3900万円(15.8%増)。「焼肉きんぐ」「ゆず庵」を展開しているフードサービス事業をはじめ、各業態が好調に推移した。9月末時点の店舗数は「焼肉きんぐ」が40店、「ゆず庵」が13店、「セカンドストリート」が18店、「エニタイムフィットネス」が10店。
不動産事業は、売上高15億2700万円(1.3%減)、セグメント利益(営業利益)は2億8400万円(3.1%増)。
その他事業は、売上高5億8400万円(31.4%減)、セグメント損失1億5200万円(前年同期はセグメント損失2400万円)。9月末時点の「ダブルティー」の店舗数は7店。