薬王堂news|第3Q売上高1145億円7.2%増・経常48億円3.8%減
(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)が 2025年2月期第3四半期の決算を発表した。
3月1日~11月30日の連結業績は、売上高1145億3400万円(前年同期比7.2%増)、営業利益45億7400万円(1.8%減)、経常利益48億0200万円(3.8%減)、四半期純利益33億7600万円(0.7%増)だった。
営業利益率3.9%、経常利益率4.1%。
薬王堂グループは、販売価格や品揃えの強化を図り、来店客数や買上点数の増加に取り組んだ。ドラッグストア事業における部門別の業績は以下の通り。
ヘルス部門は、売上高が196億3100万円(1.0%増)。医薬品ではドリンク剤や感冒薬などが伸張し、衛生用品では介護用紙おむつや生理用品などが伸張した。
ビューティ部門は、売上高が155億0600万円(7.3%増)。化粧品では基礎化粧品や男性化粧品などが伸張し、トイレタリーではヘアケアやオーラルケアなどが伸張した。
ホーム部門は、売上高が248億1000万円(9.2%増)。日用品では洗剤や家庭紙等が伸張した。衣料品では靴下などが伸張した。バラエティではペット関連商品などが伸張した。
フード食品部門は、売上高が544億0900万円(8.6%増)。食品では日配品や冷凍食品などが伸張し、酒類ではビール類や酎ハイなどが伸張した。
小商圏対応のドミナント出店を推進し、ドラッグストアを岩手県に1店舗、青森県に1店舗、秋田県に1店舗、宮城県に2店舗、山形県に2店舗、福島県に1店舗の合計8店舗を新規出店した。11月末時点の店舗数は395店(うち調剤併設型3店、調剤専門薬局2店)。また、青森県と岩手県、宮城県を中心に44店舗の改装を実施し、エリアドミナントと既存店を強化した。