ハニーズnews |第2Q売上高295億円7.0%増・経常利益33億円9.4%減

(株)ハニーズホールディングス(福島県いわき市、江尻英介社長)が2025年5月期の第2四半期決算を発表した。

6月1日~11月30日の連結業績は、売上高294億8800万円(前年同期比7.0%増)、営業利益32億9500万円(8.4%減)、経常利益33億2700万円(9.4%減)、中間純利益20億8000万円(14.3%減)と、増収減益となった。

営業利益率は11.1%、経常利益率は11.3%。

 

売上高については、気温が高い日が多く、機能性素材を使用したアイテムを中心に夏物が好調に推移したほか、残暑を想定した晩夏商品の販売も好調だった。秋冬物は寒暖差の影響があったが、気温に合わせた売場づくりや顧客の需要に沿った商品の提供、商品の品質向上と適正価格への見直しを随時実施したことで、前年同期比で増収となった。

EC事業は、在庫を充実させたことで EC限定商品などが好調に推移した。また、ユーザビリティの改善に努め、ECサイト内の回遊率など向上を図ったことで自社 ECサイトを中心に伸長した。

収益面については、EC事業の伸長に加え、価格見直しを適宜実施したほか、商品投入や在庫コントロールを適切に行い、プロパー消化の促進と値引きの抑制に努めた。また、高いアセアン生産比率を維持し、ミャンマー子会社での生産を有効に活用して、安定した商品供給を実施した。その結果、売上総利益率は58.8%(前年同期比2.6ポイント減)となった。

販売費及び一般管理費については 140億5300万円(前年同期比5.4%増)と増加したが、販管費率は売上げ増収となったことで 47.6%(前年同期比0.8ポイント減)となった。

人件費は、概ね計画通りに進捗したが、給与のベースアップで増加した。店舗費は、主に売上げ増加に伴う店舗使用料や販促活動に基づくWEB広告費などが増加した。その他経費では、主にEC商品発送費用やキャッシュレス決済の利用増加に伴う手数料が増加した。

売上高は増収となったが、売上総利益率の低下に加え、販売費及び一般管理費が増加したことで、減益となった。

店舗は、スクラップアンドビルドを進めた結果、11月末時点で882店舗となった。

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