スギnews|第3Q売上高6346億円15.1%・経常利益12.2%の増収増益

スギホールディングス(株)(愛知県大府市、杉浦克典社長)が2025年2月期の第3四半期決算を発表した。

3月1日~11月30日の連結累計期間の業績は、売上高6346億1900万円(前年同期比15.1%増)、営業利益287億4900万円(11.0%増)、経常利益303億5000万円(12.2%増)、四半期純利益190億5700万円(17.3%増)の増収増益だった。

営業利益率は4.4%、経常利益率は4.7%。

調剤領域では、伸長する処方せん応需に対応するため、調剤室や調剤待合室の拡張改装を実施するとともに、高齢社会への対応を目的とした訪問調剤の強化と高度な専門性を必要とする処方せんの獲得拡大に努め、売上基盤の増強を図った。また、薬剤師の専門教育の充実や電子処方せんシステムの整備により、かかりつけ薬剤師・薬局の推進を図った。

物販領域では、ドミナント出店戦略に基づき、関東・中部・関西の主要都市圏への新規出店を推進するとともに、オープン後の早期立ち上げや新規アプリ会員獲得・販促を強化した。また既存店舗では、PB商品の販売強化や食品売場の拡張等の改装を実施し、売上増加を図った。さらに都心店舗では訪日外国人向け商品の品ぞろえ拡充など、インバウンド対応を強化した。

店舗面では関東・中部・関西・北陸信州エリアでのドミナント構築に向けて101店舗を新規出店と17店舗の閉店を実施するとともに、I&H(株)の子会社化により376店舗を取得した。併せて227店舗の改装を実施することで既存店舗の競争力強化にも努めた。11月末時点の店舗数は2178店。

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