H2Onews|第3Q売上高5149億円3.9%増/インバウンド売上高がけん引

エイチ・ツー・オーリテイリング(株)(大阪市北区、荒木直也社長)が 2025年3月期の第3四半期決算を発表した。

2024年4月1日~12月31日の連結業績は、売上高5148億8700万円(前年同期比3.9%増)、営業利益289億1900万円(30.4%増)、経常利益299億9000万円(25.4%増)、四半期純利益374億4900万円(110.7%増)だった。

営業利益率は5.6%、経常利益率5.8%。

第3四半期も百貨店事業が業績を牽引し、総額売上高・営業利益・経常利益・当期純利益がいずれも上期最高を更新した。主力の百貨店事業は、堅調な国内売上げ、大幅伸長したインバウンド売上げにより増収増益となった。

百貨店事業は、阪急本店(大阪市)など都市型店舗を中心に、服飾品をはじめとする免税品の売り上げが伸長した。その結果、百貨店事業の総額売上高は4816億1400万円(13.4%増)、営業利益は232億6500万円(52.3%増)となった。インバウンド売上高1008億7000万円(89.2%増)がけん引した。

商品別の売上高は、衣料品1016億3700万円(8.9%増)、身の回り品1254億2500万円(24.2%増)、家庭用品109億0400万円(3.1%増)、食料品1183億0300万円(1.0%増)、雑貨1084億7600万円(24.7%増)。

食品事業では、物価上昇の影響もあり買い控えが進んだものの、客数の増加や価格改定効果もあって前年同期を上回った。イズミヤ・阪急オアシスが売上高1928億2700万円(0.1%増)、営業利益47億1300万円(5.9%増)、関西スーパーマーケットが売上高997億5600万円(0.5%増)、営業利益27億5000万円(6.2%減)。

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