サンエーnews|’25年営業収益2372億円4.2%増・経常利益3.4%増

(株)サンエー(沖縄県宜野湾市、豊田沢社長)が 2025年2月期の本決算を発表した。

2024年3月1日~2025年2月28日の連結業績は、営業収益2371億5600万円(前年比4.2%増)、営業利益169億2300万円(2.8%増)、経常利益174億6800万円(3.4%増)、当期純利益114億6900万円(7.4%増)と、増収増益だった。

営業利益率は7.1%、経常利益率は7.4%。

沖縄県の小売業界は、個人消費や入域観光客数が前年同期を上回って推移しているが、人手不足や物価上昇、金融資本市場の変動など、不透明な経営環境が続いている。

このような環境のなか、サンエーは経営方針を「丁寧な仕事」とし、人財力や仕組力、商品力の向上に取り組むとともに、引き続き企業理念の浸透、七大基本の徹底、既存店の活性化、効率化を図るなど、顧客満足度の向上に努めてきた。

事業別の概況では、小売事業は、ワンランクアップ商品、沖縄県産品、PB商品(くらしモア、ローソンセレクト)の販売強化に取り組んだ結果、既存店売上高が好調に推移したことで、2285億3400万円(4.2%増)、セグメント利益は152億4500万円(1.3%増)となった。

ローソンのフランチャイズとして運営するコンビニエンスストア事業では、FC店舗を4店舗開店、3店舗を閉店した。既存店が好調に推移し、86億4900万円(4.2%増)、セグメント利益は16億7600万円(19.3%増)となった。

2026年2月期は、営業収益2478億7600万円(前年比4.5%増)、営業利益172億2700万円(1.8%増)、経常利益177億9600万円(1.9%増)、当期純利益110億0500万円(4.0%減)を見込む。

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