ライトオンnews|第2Q売上高169億円/純損失2.39億円

(株)ライトオン(東京都渋谷区、藤原祐介社長)が2025年8月期の第2四半期決算を発表した。

2024年9月1日~2025年2月28日の業績は、売上高169億1200万円(前年同期比20.6%減)、営業損失2億4400万円(前年同期は営業損失13億3100万円)、経常損失4億6900万円(前年同期は経常損失13億5300万円)、そして2億3900万円の中間純損失(前年同期は16億1700万円の中間純損失)となった。

同社は、2025年8月期を初年度とする5カ年の中期経営計画(2024年10月8日付公表)を策定し、徹底的なコスト削減と商品構成の大幅な変更による売上総利益率の改善に注力し、利益重視への抜本的な転換を図っている。

商品に関しては、品揃えと価格帯の多くが前事業年度に発注したもので構成されていたことから、消費者ニーズに合致せず客数の減少が続いたことで前年対比で売上げは苦戦した。一方で、不採算店舗の退店時期を早期に実施し、かつ大規模な閉店セールで集客・売上げの押上げ効果があったことなどが奏功し、計画以上の売上げとなった。

売上総利益については、在庫水準の適正化を進める一方で、値下げ幅の調整と値下げを段階的に実施することで値下げロスを抑制した。また、当事業年度に見込まれる損失を前事業年度末に商品評価損として計上したことにより、売上総利益率は49.3%(期初計画比0.5ポイント増、前年同期比5.0ポイント増)と改善した。

中期経営計画の重点施策であるコスト構造改革に基づき、売上げに見合った販促活動の抑制や組織のスリム化・店舗人員の最適化、業務委託契約の見直し、倉庫・店舗間配送頻度の工夫による物流費の抑制にとどまらず、すべての支出項目について効果の再点検を実施し、販売費及び一般管理費は85億8700万円(前年同期比21億8200万円減)と大幅な縮減ができた。

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