7月百貨店インバウンド動向|免税売上高403億円36.3%減、高額品減少続く
(一社)日本百貨店協会(東京都中央区、好本達也会長)のインバウンド推進委員会が、2025年7月の外国人観光客の「免税売上高・来店動向」を発表した。調査対象はインバウンド推進委員店の87店舗。
7月の免税総売上高は、約403億4000万円で前年同月比36.3%減。5カ月連続でマイナスとなった。内訳は一般物品売上高が約330億3000万円(40.1%減)、消耗品売上高(化粧品、食料品等)約73億1000万円(10.4%減)。円高傾向の定着によって高額品の購買減少が続く。
購買客数は約47万6000人で16.7%減と4カ月連続マイナス。一人当たりの購買単価も約8万4000円で23.6%減。