神戸物産news|第2Q売上高2723億円11.8%増・経常利益16.0%増

業務スーパーを展開する(株)神戸物産(兵庫県加古川市、沼田博和社長)が2025年10月期第2四半期の決算を発表した。

2024年11月1日~2025年4月30日の連結業績は、売上高2723億0600万円(前年同期比11.8%増)、営業利益190億8600万円(7.7%増)、経常利益209億2900万円(16.0%増)、中間純利益142億6700万円(15.6%増)で、増収増益だった。

営業利益率7.0%、経常利益率7.7%。

神戸物産グループは「食の製販一体体制」のさらなる強化というグループ目標のもと、食品製造工場の生産能力の増強や積極的な商品開発を行い、グループ全体の競争力を高めてきた。そして、高品質で魅力のある商品をベストプライスで提供できる強みをさらに磨き、顧客のニーズを捉えた事業を実施している。

中核事業である業務スーパー事業は、売上高が2622億2000万円(9.5%増)。国内グループ工場で製造するオリジナル商品や、世界の本物をコンセプトに自社で直輸入しているプライベートブランド商品を中心にベストプライスで販売する。

「業務スーパー」は、出店27店舗、退店6店舗で21店舗増え、総店舗数は1105店舗となった。 新規出店の内訳は、直轄エリア16店舗、地方エリア11店舗。営業年数が長くなり老朽化してきた店舗の移転などを積極的にフランチャイズオーナー(「FCオーナー」)に勧めており、これがFCオーナーの業績拡大に寄与している。

経営成績については、不安定な為替の変動や物価上昇による仕入れコストの増加があったものの、価格戦略が奏功したことや、「業務スーパー」の魅力であるプライベートブランド商品が多くのメディアで取り上げられたことで、集客力の向上につながった。

外食・中食事業は、売上高が80億0800万円(22.5%増)。日本最大級の大型バイキングチェーン「神戸クック・ワールドビュッフェ」の出店状況は、出店1店舗で総店舗数は15店舗、焼肉オーダーバイキングの「プレミアムカルビ」の出店状況は出店1店舗で総店舗数は21店舗、店内手づくり・価格にこだわった惣菜店「馳走菜(ちそうな)」の出店状況は、出店7店舗で総店舗数は121店舗。

出店状況については、日本最大級の大型バイキングチェーンの「神戸クック・ワールドビュッフェ」が出店1店舗で総店舗数が17店舗、焼肉オーダーバイキングの「プレミアムカルビ」は出退店がなく、総店舗数は22店舗、店内手づくり・価格にこだわった惣菜店「馳走菜(ちそうな)」が出店12店舗で、総店舗数は142店舗となった。

関連カテゴリー

決算 最新記事

一覧

最新ニュース

一覧