ケーズnews|第1Q売上高1778億円2.7%増・経常利益16.4%増
(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が 2026年3月期の第1四半期決算を発表した。
4月1日~46月30日の連結業績は、売上高1777億8700万円(前年同期比2.7%増)、営業利益52億7000万円(26.1%増)、経常利益59億5500万円(16.4%増)、四半期純利益45億6500万円(59.7%増)で、増収増益となった。
営業利益率3.0%、経常利益率3.3%。

ケーズデンキグループは、正しいことを確実に実行する「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜する。それに則って、「現金値引」「長期無料保証」「あんしんパスポートアプリ」などのサービスを提供し、顧客の利便性を重視した地域密着の店舗展開、営業活動を実施している。
「中期経営計画2027」において “既存店効率の再点検及び接客力強化により中長期的な成長につなげる地盤固めを図る” を基本方針として掲げ、達成に向けて取り組んでいる。
経営成績については、6月が記録的な暑さとなったことから、エアコンをはじめとする季節商品の売上げが好調に推移した。また、約2年前に本格普及した残価設定型契約からの買い替えのサイクルが到来している携帯電話と、2025年10月に予定されているWindows10のサポート終了を控えるパソコンも好調に推移した。その結果、売上高、営業利益、経常利益、四半期純利益ともに前年同期を上回る結果となった。
直営店2店舗を開設し、直営店2店舗を閉鎖して経営の効率化を図った。6月末時点の店舗数は556店(直営店552店、FC店4店)。
通期は、売上高7550億円(2.3%増)、営業利益230億円(5.6%増)、経常利益265億円(2.3%増)、当期純利益100億円(5.0%増)を見込む。