ハニーズnews |第1Q売上高138億円2.9%減・経常利益12億円22.0%減

(株)ハニーズホールディングス(福島県いわき市、江尻英介社長)が2026年5月期の第1四半期決算を発表した。

6月1日~8月31日の連結業績は、売上高138億9900万円(前年同期比2.9%減)、営業利益12億0500万円(2.2%減)、経常利益12億7200万円(22.0%減)、四半期純利益7億9200万円(26.7%減)と、減収減益となった。

営業利益率は8.6%、経常利益率は9.1%。

売上高については、全国的な気温上昇とともに機能素材を使用したアイテムを中心に夏物・晩夏物が稼働。また、値ごろな価格へ見直しを行ったことで、客数は回復基調となり、一人当たりの買上点数も改善したが、夏物の立ち上がりの遅れもありセール販売が中心となったことで前年同期比は減収となった。

EC事業は、引き続きECサイト内のパフォーマンスやユーザビリティの改善、サイト内回遊率などの向上を図った同社ECサイトは伸長したが、他社モールへの出店サイト別では集客にばらつきがあった。

収益面については、原価上昇の影響を受けるなか、ミャンマー子会社を有効活用した生産と高いアセアン生産比率を維持し、安定した商品供給を実施した結果、売上総利益率は59.6%(前年同期比2.5ポイント増)となった。

販売費及び一般管理費については 70億7700万円(前年同期比1.9%増)と増加。販管費率は売上高が下振れたことで50.9%(前年同期比2.4ポイント増)となった。

人件費は、主に給与のベースアップ等で増加した。店舗費は、主に広告宣伝費のほか店舗水道光熱費が増加した。その他経費では、配送費用、キャッシュレス決済にかかる販売手数料、システム運営費、減価償却費等が増加した。

売上高が減収となったことで利益面は減益となとなった。

店舗については、スクラップアンドビルドを進めた結果、第1四半期連結累計期間末時点で864店舗となった。

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