フジnews|第3Q営業収益6059億円1.3%増・経常60億円19.1%減
(株)フジ(愛媛県松山市、山口普社長)が2026年2月期の第3四半期決算を発表した。
3月1日~11月30日の連結業績は、営業収益6059億2700万円(前年同期比1.3%増)、営業利益48億1200万円(21.4%減)、経常利益59億6800万円(19.1%減)、四半期純利益30億9500万円(0.2%減)で、増収減益となった。
営業利益率は0.8%、経常利益率は1.0%。

フジは2024-2026年度の中期経営計画の基本戦略である「企業文化の確立」「既存事業の改革」「事業インフラの統合とシナジー創出」「ESG経営の推進」に取り組んでいる。
「既存事業の改革」については、店舗の競争力向上に向けて、既存店の改装による活性化やスクラップ&ビルド (建て替え) を推進している。需要が拡大している即食・簡便商品の拡大など商品構成の刷新、駐車場やレストスペースの改修、セルフレジの拡充にも取り組んでいる。加えてテナントや専門店の導入拡大により、ショッピングセンターとしての魅力向上にも注力している。当期は11月末までに既存店の改装による活性化を34店舗、スクラップ&ビルドを3店舗、新規出店を2店舗、計画通り実施した。また店舗の生産性向上を図るべく、販売予測に基づく作業計画の立案と運用、強化部門・時間帯への適正な人員配置に取り組むとともに、省人化投資として第3四半期では電子棚札を49店舗 (累計183店舗)、セルフレジを3店舗 (累計378店舗) に導入した。
「事業インフラの統合とシナジー創出」については、スケールメリットの追求による経営の効率化を推進している。物流網の整備では、昨年に四国地区の再編が完了し、当期は山陰エリアの拠点の整備を進め、商品の安定的な供給体制を構築するとともに、配送の効率化を図った。商品面では取引先の集約や品揃えの統一を進めるとともに、トップバリュ商品の品揃えも一層拡大した。生鮮・デリカのオリジナル商品の製造を担う自社プロセスセンターでは、商品力強化に向けた商品仕様の統一を進めるとともに、商品供給体制の整備による配送効率の向上を実現した。サービス面ではイオングループの共通ポイントである WAON POINT の付与・利用を全店で開始した。
スーパーマーケット業態では、低価格訴求として、「全力プライス」や「毎日が安い」などのEDLP商品の販売を強化するとともに、イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」商品の導入・展開を積極的に進めている。一方、消費の二極化に対応した価値訴求においては、「健康」「美容」「簡便」「贅沢」「環境」をテーマとした商品を展開するとともに、地元の味や地産地消にこだわった自社オリジナル商品の提供に取り組んでいる。
店舗の活性化では、上半期までの16店舗に加えて、第3四半期では9月にM栗熊店(香川県丸亀市)、F庚午店(広島市西区)、M南あわじ店(兵庫県南あわじ市)、M津田店(香川県さぬき市)、M滝宮店(香川県綾歌郡)、FGエミフル松前(愛媛県伊予郡)、M久礼店(高知県高岡郡)、MV上郡南店(兵庫県赤穂郡)、M奈半利店(高知県安芸郡)、11月にM木太店(香川県高松市)、M山陽店(岡山県赤磐市)の11店舗を実施した。新店は上半期に2店舗を開店、スクラップ&ビルドは第3四半期では11月にMV稲美店(兵庫県加古郡)、MV豊富店(兵庫県姫路市)の2店舗を実施した。
ディスカウントストア業態では、価格競争力のさらなる強化と差別化を目指して、イオングループのDS専用プライベートブランド商品の品揃えの拡充を進めている。店舗の競争力向上に向けた活性化では、上半期の6店舗に加えて、第3四半期では9月にB大内店(山口県山口市)の1店舗を実施した。
移動スーパーでは、販売のルート拡大を引き続き進めており、10月にMV溝口店(兵庫県姫路市)、M安芸店(高知県安芸市)、11月にMV宝殿店(兵庫県高砂市)、M観音寺駅南店(香川県観音寺市)で新たに運行を開始し、累計で94店舗、車両台数146台、789ルートで展開している。移動スーパーの売上高前年同期比は7.3%増となった。
