薬王堂news|第2Q売上高828億円7.9%増・経常36億円7.4%増

(株)薬王堂ホールディングス(岩手県紫波郡、西郷辰弘社長)が 2026年2月期の第2四半期決算を発表した。

3月1日~8月31日の連結業績は、売上高828億2100万円(前年同期比7.9%増)、営業利益34億7200万円(9.2%増)、経常利益35億7700万円(7.4%増)、中間純利益25億3000万円(7.1%増)で、増収増益だった。

営業利益率4.2%、経常利益率4.3%。

同社グループは2025年4月に中期経営計画を策定し、5つの重点戦略を推進する。ドラッグストア事業における部門別の業績は以下の通り。

ヘルス部門は、売上高が133億6900万円(1.7%増)。医薬品では皮膚治療薬等が伸張し、衛生用品では生理用品が伸張した。

ビューティ部門は、売上高が110億9900万円(7.4%増)。化粧品では基礎化粧品や男性化粧品などが伸張し、トイレタリーではヘアケアやオーラルケアなどが伸張した。

ホーム部門は、売上高が178億0200万円(8.0%増)。日用品では衣料洗剤や柔軟剤などが伸張した。衣料品では肌着などが伸張した。バラエティではペット関連商品などが伸張した。

フード部門は、売上高が404億2600万円(10.1%増)。食品では日配品や冷凍食品などが伸張し、酒類ではビール類や酎ハイなどが伸張した。

小商圏対応のドミナント出店を推進し、ドラッグストアを岩手県に3店舗、青森県に2店舗、秋田県に1店舗、宮城県に3店舗、福島県に1店舗、栃木県に5店舗、茨城県に1店舗の合計16店舗を新規出店した。8月末時点の店舗数は419店(うち調剤併設型4店、調剤専門薬局1店)。また、青森県と宮城県を中心に28店舗の改装を実施し、レイアウト標準化を着実に進めている。

さらに、販売価格や品揃えの強化による来店客数や買上点数の増加を図る一方で、店舗作業の削減や物流効率化によるローコストオペレーションも推進している。

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