ケーズnews|第2Q売上高3766億円1.4%増・経常利益6.1%増

(株)ケーズホールディングス(茨城県水戸市、平本忠社長)が 2026年3月期の第2四半期決算を発表した。

4月1日~9月30日の連結業績は、売上高3766億5600万円(前年同期比1.4%増)、営業利益130億26000万円(9.9%増)、経常利益145億7100万円(6.1%増)、四半期純利益105億0100万円(18.3%増)で、増収増益となった。

営業利益率3.4%、経常利益率3.8%。

ケーズデンキグループは、正しいことを確実に実行する「がんばらない(=無理をしない)」経営を標榜する。それに則って、「現金値引」「長期無料保証」「あんしんパスポートアプリ」などのサービスを提供し、顧客の利便性を重視した地域密着の店舗展開、営業活動を実施している。
「中期経営計画2027」において “既存店効率の再点検及び接客力強化により中長期的な成長につなげる地盤固めを図る” を基本方針として掲げ、達成に向けて取り組んでいる。

経営成績については、10月にWindows10のサポート終了を迎えるパソコンと、2年前に本格普及した残価設定型契約からの買い替えのサイクルが到来している携帯電話が好調に推移した。また、記録的な暑さと東京都の省エネ家電の購入補助制度「東京ゼロエミポイント」の補助拡充もあり、エアコンなどの季節商品が堅調に推移した。その結果、売上高、営業利益、経常利益、中間純利益ともに前年同期を上回る結果となった。

直営店4店舗を開設し、直営店3店舗を閉鎖して経営の効率化を図った。9月末時点の店舗数は557店(直営店553店、FC店4店)。

通期は、売上高7550億円(2.3%増)、営業利益230億円(5.6%増)、経常利益265億円(2.3%増)、当期純利益100億円(5.0%増)を見込む。

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