しまむらnews|25年度年商7000億円5.2%増・経常利益5.1%増の増収増益

(株)しまむら(埼玉県さいたま市、高橋維一郎社長)が 2026年2月期の本決算を発表した。

2025年2月21日~2026年2月20日の連結業績は、売上高7000億3400万円(前期比5.2%増)、営業利益614億8300万円(3.8%増)、経常利益636億7200万円(5.1%増)、当期純利益444億6000万円(6.1%増)で増収増益となった。

営業利益率8.8%、経常利益率9.1%。

主力のしまむら事業の売上高は5196億5800万円で4.4%増加した。主力プライベートブランド(PB)の「CLOSSHI」を中心に、優れた機能性と快適な着心地を両立した商品の拡充に注力した。具体的には、夏場の酷暑対策として吸水速乾・接触冷感機能を備えた「FIBER DRY(ファイバードライ)」、冬場の防寒需要に対応する吸湿発熱機能の「FIBER HEAT(ファイバーヒート)」といった季節の看板商品が高い支持を得て売上げを牽引した。

美と健康への関心の高まりを捉えた「姿勢サポートブラジャー」は、外部メディアの「ヒット番付」に選出されるなど大きな反響を呼び、機能性インナーの新たなヒット商品となった。また、付加価値を高めた高価格帯PB「CLOSSHI PREMIUM(クロッシープレミアム)」の拡大を進めた。サプライヤーとの共同開発ブランド(JB)においても、新規JBの立ち上げや天然素材を使用した高付加価値の商品を取り揃えることで、商品の一点単価が向上した。

しまむらファンの増加を目的とした「しまむら超サプライズセール」では、限定商品の戦略的投入により過去最高の売上げを更新するなど、年間を通じて高い集客力を維持した。 オンラインストアでは、利便性の高い「店舗受取サービス」の利用率が引き続き高水準で推移したことで、ECの成長に加え、実店舗への送客による「あわせ買い」の創出など、オンラインと実店舗の相乗効果が一層高まった。

ヤングカジュアル専門店のアベイル事業の売上高は703億5200万円で6.6%増加した。JBを中心としたトレンド提案を推進するとともに、気温に左右されにくい売上げづくりを目的としたキャラクター商品の拡充を積極的に進めた。平日の客数増加を目的とした重点催事の開催や、SNS・販促物・店内BGMなどを連動させた企画、ファッションイベントへの出展などを通じて認知度の向上を図り、幅広い客層の獲得につなげた。オンラインストアでは、JBを中心としたトレンド商品やキャラクターの限定企画の販売が好調に推移した。

ベビー・子ども用品のバースデイ事業の売上高は813億9400万円で6.4%増加した。主力のPBやJBの進化に加え、最新のトレンドに合わせた新規ブランド「moi moi(モイモイ)」や「&mignon(アンドミニョン)」などの展開、キャラクター商品の拡充を積極的に進め、幅広いターゲット層の取り込みを図った。アニバーサリーイヤーを記念した25周年企画の開催が客数の増加に大きく貢献した。また、マタニティ向けのイベントに出店し、妊婦やその家族に向けたブランド認知度の向上にも努めた。オンラインストアでは、インフルエンサーとのコラボレーション企画や受注生産販売の取り組みが進展し、EC売上げの大幅な増加につながった。

雑貨&ファッションのシャンブル事業の売上高は172億5400万円で、11.7%増加した。25周年企画やクリスマス企画など、顧客のニーズやモチベーションに合わせた施策を積極的に展開した。前年度から取り組んでいる新レイアウト型店舗の開発では、VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)の向上を図ったことで、既存店舗の売上が伸長した。

靴のディバロ事業の売上高は10億4200万円で、16.2%増加した。「立ったまま履けるシューズ」や防水機能商品の取り扱いを拡大した。グループのオンラインストア統合に合わせて10月下旬にオンラインストアをオープンしたことでディバロの認知度が向上し、レディースシューズを中心に売上げが増加した。さらに、ウェルネス需要を取り込む新モデル店舗の開発にも着手した。

国内の業績は、売上高6897億0200万円(5.0%増)、営業利益608億0800万円(3.5%増)、経常利益636億3500万円(4.6%増)、当期純利益444億3400万円(5.6%増)。

台湾で事業展開する思夢樂事業の売上高は21億700万NT$(ニュー台湾ドル、103億3200万円)で、10.3%増加した。総合衣料の専門店として、台湾の顧客にとって適時、適品、適価な品揃えをするために事業の再構築を進めている。インフルエンサーとのコラボレーションにより認知度が向上し、新規顧客の獲得が進んだ。

期末店舗数はしまむら1423店、アベイル323店、バースデイ343店、シャンブル125店、ディバロ19店、思夢樂45店の合計2278店となった。

2027年2月期は、売上高7179億円(4.1%増)、経常利益68億円(7.5%増)、当期純利益470億円(5.8%増)を見込む。

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