J.フロントニュース|5月は免税販売前年49%増で好調だが全体で1.2%増
J.フロント・リテイリングは、5月度の百貨店事業の売上速報を発表した。
大丸松坂屋百貨店合計では対前年比0.8%増、百貨店事業合計では1.2%増となった。
日曜日が対前年1日減だったが、気温の上昇に伴い、婦人シャツ、ブラウスやパラソル、サングラスなどが好調に推移した。
訪日外国人の活発な購買により化粧品、ラグジュアリーブランドが大きく売上げを伸ばしたことなどから、大丸松坂屋百貨店合計では対前年0.8%増、関係百貨店を含めた百貨店事業合計では同1.2%増となった。なお大丸松坂屋百貨店合計は3カ月連続、百貨店事業合計は2カ月連続で前年実績を上回った。
店舗別では、東京店が9カ月連続、札幌店が6カ月連続、心斎橋店が5カ月連続で対前年プラスとなるなど、直営6店舗と博多大丸、高知大丸が前年実績を上回った。
5月度の免税売上高(速報値)は、対前年49%増(客数同41%増、客単価同5%増)となった。
インバウンド消費の好調がJ.フロントにおいても顕著で、売上げに貢献したことがわかる。
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