ジャパンミートニュース|2017年7月期第3四半期は5.8%増の770億円も減益

(株)ジャパンミート(茨城県小美玉市、境正博代表取締役社長)の2017年7月期の第3四半期決算が発表された。

ジャパンミートは、精肉の卸売業からディスカウント志向のスーパーマーケットを展開する。

店舗は、大型商業施設内店舗の「ジャパンミート生鮮館」、関東圏のロードサイド店舗「ジャパンミート卸売市場」、地域密着型スーパーマーケット「パワーマート」、東京都内で展開する業務用スーパー「ハナマサ」の4つ。さらに外食「漫遊亭」の5つを柱にしている。

これら事業の第3四半期の売上高は770億1900万円。前年同四半期と比べて42億2000万円(5.8%)の増収。営業利益は31億7300万円(9.0%減)、経常利益は32億7700万円(6.0%減)、四半期純利益は21億8400万円(4.3%増)だった。営業利益率4.12%。経常利益率4.25%。

中でも4業態を展開する主力のスーパーマーケット事業は、売上高754億9400万円と前年同四半期と比べて39億7500万円(5.6%)の増収、営業利益は30億1400万円と9.5%の減益なった。

第3四半期までの出店は、10月に「肉のハナマサ」立川店(東京都立川市)、12月に「ジャパンミート卸売市場」越谷店(埼玉県越谷市)、3月に「肉のハナマサ」亀戸店(東京都江東区)の3店舗。2017年4月末時点におけるスーパーマーケット店舗数は78店舗。つまり規模の大小はあるが、ジャパンミートの1店平均売上高は9億6000万円。10億円弱ということになる。ディスカウント型のスーパーマーケットは売上至上主義に陥りやすく、増収減益に傾きやすい。利益率4%をクリアしているが、収益性にダウントレンドには気をつけねばならない。

検索ワード:ジャパンミート 決算 2017年7月期 生鮮館 パワーマート

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