天満屋ストアnews|第1四半期は営業収益1.3%増も営業利益14.8%減

(株)天満屋ストア(岡山市北区、野口重明社長)は、2018年2月期の第1四半期(2017年3月1日~5月31日)の決算を発表した。


営業収益188億2600万円(前年同期比1.3%増)、営業利益6億8300万円(▲14.8%)、経常利益6億4300万円(▲14.4%)、純利益4億0100万円(43.7%増)で、増収ながら大幅な減益と厳しいスタートとなった。

売上高対比の営業利益率は3.6%、経常利益率は3.4%だった。

期間中は、営業力の強化と収益力の向上に取り組み、コンプライアンスの強化に努めた。2017年3月1日付で子会社の(株)でりか菜が、同社子会社の(株)エッセンを吸収合併し、グループ経営の効率化にも取り組んだ。

小売事業の営業収益は170億4600万円(1.8%増)も、営業利益は17.6%減の5億5800万円。

商品力、販売力、サービス力の向上により店舗競争力の強化を目指した。生鮮食品では加工技術の向上による鮮度アップや商品開発に努めたほか、時間帯に応じた販売態勢の強化に注力した。2017年4月に岡山県玉野市の玉野店の改装に伴い「天満屋玉野ショップ」を導入するなど既存店舗の活性化にも取り組んだ。

惣菜等調理食品の製造販売が主の小売周辺事業は、営業収益17億8000万円(▲2.9%)、営業利益は1億2400万円(0.7%増)。

日経平均株価は2万円を超える好況に見えて、ローカルスーパーマーケットの業績はあまり芳しくない。第2、第3四半期に期待がかかる。

 

検索ワード:天満屋ストア 第1四半期 決算

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